ヒカルの碁 感想
過去ログ


 第187局『日本VS韓国4』

始めに言っておきますが、今回の感想はいつも以上にすっ飛ばしております。


扉はヒカル。
・・・そうか、ヒカルか。
でもさ、VS韓国5もありそうだからさ、まだ夢見させてもらうよ、社VS秀英の扉絵を・・・(涙)
でも、それ以上に「★表紙には凛とした高永夏が登場!!」
ってゆーコミックスの宣伝がね。
Y田さんは高永夏の形容詞を「凛とした」と決めたようですが、どうなのでしょう、「白々しい高永夏」とかでもいいじゃないですかね。
さらにはヒカルの一手に高永夏の心の波紋が広がる、とありますが、広がったのは睫毛です。どーしちゃったんですか、この睫毛。少女誌に移動ですか。今週は永夏の睫毛を語るともうそれだけで終わっちゃうというくらい怖すぎます、すごいの一言。

ヒカルと永夏の攻防は互いに一進一退。
永夏、机にあったおしぼりで手を拭き拭き。
そして。

というコマがくるわけですが。
つまり。
女優は顔に汗かかない
ということを表しているのだと思いますが。
よ、よかった、これが
(顔が汗をかいてやがる)
だったら、このおしぼりで顔を拭くオヤジ永夏という世にもすごい光景を見せられるところでした。
いや、それ以前にマスカラが落ちるか?
うーん、でもきっとレコード大賞とって号泣しながら歌っても化粧がまったく落ちない浜○あゆみさんのように、彼だってそんな心配は必要ないのでしょうけど。
・・・ってゆーか、このコマ、顔に汗かいてますけどね・・・。
私の記憶が確かならば、永夏は眉をひそめたり、口元をゆがめたりはしましたが、顔に汗を描いたことはなかったはず・・・!
真の女優ならば、最後まで顔に汗をかかないでほしかった・・・!
そう、ここは、

これが、正しい描き方だったかと。
というわけで、今週は手にも顔にも背中にも汗をかいているという永夏汗かき疑惑(すごい嫌)が。




いや・・・待てよ?
あの永夏が、ただの汗かきのわけはないよな・・・?

はっ!もしや!彼の狙いは!!



白シャツは濡れると透けるんです
という性質を利用してこういう効果を狙っているということか!
(私信:うてなさん、白にはこういう意味があったようですよ・・・!(←気のせいだと止めてやってください))
無意味に水も滴るイイ男を演出している某デジカメCMのタ○キーには負けてはいられないということか!
この男、そこまで・・・!
バカか、バカかこの男・・・・・・!!!

「それはオマエだ!!」
という皆様のツッコミは永夏の流し目のごとく流し去り、場面は検討室へ。

楊海「いつの間にこんな棋士が日本に育ってたんだ 全く」
倉田「育ったっていうか・・・今育ってんだよ
    高永夏への敵愾心へのおかげでさ」

この2人の会話により、話題は秀策へと。
行洋が永夏が秀策の悪口を言ったと誤解したためにヒカルが永夏に怒りを感じているという過程を知ります。
そして
倉田「進藤ってすげェ秀策にこだわるんだよなァ」
との言葉。
行洋がヒカルと永夏につながりを見つけるかもしれないという重要な場面です。
自然に、自然に、話が佐為の方向へ・・・。
5月5日。
ヒカルの一局ももう終わりが近いですが、けっこう勝敗はどっちでもいいかなあと思ってしまったり。だって、

(塔矢先生は塔矢アキラをオレと対等の力を持つ棋士
 と言われたがもう一人いるじゃないか)

と永夏に思わせた時点で、もうヒカルは一矢報いたようなものですよ。
もちろん、勝つのが一番、佐為のためなのかもしれませんけど。
ヒカルが碁を打つのは・・・やっぱり、佐為のためなのかなあ・・・。

安太善「ああ!いけない そこで塔矢にトバれては−−−」

というわけで、空飛ぶ王子アキラに日煥撃墜です。
これはもう、当然!です。
が。

倉田「社は残念ながら3目半ほどの負けだな」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

あの、私、来週号の扉絵が社VS秀英で、社怒涛の大追撃!!って展開を、まだ夢見てますから・・・・・・(T_T)

「あとは進藤だ!」

と対局室へ走り出す倉田さんを追いかける安太善を「太善さん!」と呼ぶ通訳さん。
太善(テソン)さん、ということは
楊 海さんと安 太善は二人そろうと、

「あv」「やv

というわけで、松浦あややさんあたりに呼んでもらいたいですね。(そんでどーするって感じですが)

安太善、血相変えてますが・・・。
うーん、今は若手No1と言われている安太善ですが、その座を永夏に奪われようとしている時に、永夏と同等かと思われるさらに年下の棋士が現れたわけですから・・・彼も、北斗杯の勝敗以上にこの対局が気になるところでしょう。

さて、皆は『子供のケンカ』を見に行ってしまい、残ったのは大人のこの2人。

楊海「先程「まさに秀策が蘇ったような人物がいる」
    と言われましたね
    ソレって−−−−−−
    ネットのsaiのことですか?」

・・・なんと。
ここにきて、まさか彼が今回のキーパーソンだったとは。
だてにホスト杯でぶっちぎりのトップを維持しているわけじゃないこの男!!

1.開催日が佐為が消えた日
2.最初はただ秀英VSヒカルのためにあるのかと思って
  いたのに永夏というキャラを登場させて秀策がらみにした
3.大会のネット中継
4.塔矢行洋の来場

と、うまいこと自然にsaiの話題になるように進んできたと思っていた北斗杯、ここにきてまさか突如楊海さんの口からsaiという言葉が出るとは。
だって、ヒカルですらあれから一度しか口にしていない名前なのに・・・。
楊海さんというのは正直ええ!?って感じですけど、コンピューター囲碁を極めようとしている楊海さんがネットの中に現れたsaiに興味を持っているのは納得といえば納得ですけどね。
北斗杯後、楊海さんのコンピューター碁にヒカル(か伊角さん)が挑んだりってことがあるのかな?とかいろいろ期待したくなったりもしますし。

とにかく。

次号、
「アキラ、社、遂に終局!!そして、ヒカルは・・・!?」

どうやら次号で終わりのようです、北斗杯。
う〜ん、背中に汗かく展開になってきました・・・!(笑)
もはや、終局後の展開の方が気になりますが!
次号、ひたすら楽しみです!

私信:のりこさん私も永夏を見ているとこみ上げてくるのは「ときめき」ではなく「笑い」ですよ!!あんな絵↑描いてますけど!
というか、あんな絵描いているからこそこの思いは恋ではなく変だといういことで(古典的表現)


2003.4.14


 第188局『終局』



こんな表紙で始ま(らなか)った第188局「終局」
仕方がないのでオヤジギャグハシラでも書いて自分を慰めることにします。はあ。

行洋「saiを知ってるのか?楊海君」

楊海「いやいやもちろん正体は知りません
    ただ対局はネットで何度か見ました
    やはりsaiのことでしたか
    先生の言葉にピンときましたよ」

いや、こないからフツウ( ̄◇ ̄;)
ちょっと楊海さんのヨミの深さについていけないです・・・。
なんか、いつも綿密な感じのストーリー運びなだけに、あまりにも唐突すぎるような。でも、これが楊海さんじゃなく安太善とかだともっと「そりゃないだろ」って感じになるとも思うので、やっぱり楊海さんならOKなのかなあとも思ったり、うむむ。

アキラ、勝ちました。「グッ」ってコマ、笑いました(笑)
棋力から気力へ、ヒカ碁、北斗杯終わったらジャンプ王道の勝ち抜き武道トーナメントになる様子。

「黒92目 白90目 コミを入れて
 白の3目半勝ちです」

・・・・・・・・・・対局の描写がないに等しい状態で、社、負けてしまいました・・・・・・(T_T)

茶の間に雑誌、広げてきたのにっ
お父さんも(ちょっとだけ)観に来てたのにっ
和谷も越智も蹴落としてここまで来たのにっ

秀英、強くなってますねえ・・・。
予選の頃のヒカルとだったら互角ですよきっと。
そりゃあ秀英も好きなので、別に秀英が勝ってもいいんですけど・・・でも・・・北斗杯における社の扱いってちょっとひどすぎです(>_<)
関西の棋士だからこの大会が終わったら出番もあんまりないんだろうに・・・。このまま何事もなかったら、北斗杯の予選の為に登場してきたようなものじゃないですかあ。『世界』に対して和谷や越智じゃちょっと足りないから新キャラ出しとくか、くらいの扱いで・・・。勝敗よりも、もうちょっと対局の描写が欲しかった・・・!


・・・で、2試合は終局。
大将戦をそっちのけで盛り上げる楊海の「saiは秀策の亡霊」説。
・・・なんてゆーか、これも唐突で・・・。
普通ネット碁しか打てない理由っていったら一番はやっぱり病気だと思いませんか?行洋だって病気にならなかったらネット碁打たなかったわけですし。それを、秀策の亡霊?
まあ、「そう考えた方が断然 面白い」という楊海さんの言葉で唐突さを説明付けているようですが。

でも、結局のところ、今週号は、というか北斗杯全体の流れとして、この台詞を書くためだけに進んできたんじゃとも思う会話が。

楊海「何のためにこの世に現れたんだろう
    秀策が死んでもう100年以上たってるのになぜ今頃?
    何か我々に伝えたいことでもあったんでしょうか?」

行洋「何のために今の世に現れたかって?
    私と打つためだよ」

なんてゆーか、すごいです、塔矢先生。
自分の力に自信があるというか誇りがあるというか。
塔矢先生じゃなければ言えない台詞です。
ある意味、事実ですしね・・・。
佐為は、「塔矢行洋と自分の一局をヒカルに見せるため」だったと言ってましたが、ヒカルに見せるべき対局の相手として、塔矢先生が選ばれていると言えるわけですからねえ。佐為が、この世にいて一番望んでいたのは、ヒカルの成長ではなく、神の一手を極めること、神の一手を打たなければ勝てないほどの相手と戦うことだったわけで。

最後に塔矢先生は言います。

「成長したな
 進藤君と私は同じなのかもしれない
 saiの強さを追っている」

追って、追って、追いついたと思える日って、どんな時なんでしょうね。
佐為ともう一度対局出来ないことには二人にゴールは来ないのかも。

ヒカルと永夏の対局。終局し、整地へ。
結果は次号。
でも・・・なんてゆーか・・・ヒカルが勝ってしまったら、あらゆる面で終局という気が・・・私もします、うてなさん・・・

行洋「台湾に非常に才能のある子がいると聞いたものでね
    早々に台湾へ向かおうと思う」

だなんて。
これまたあまりにも唐突な。
DB最終回を彷彿と(以下自主規制)
それにしても「才能のある子」ときましたか。
いっそのこと「才能のある美少年」とか言ってくれたら性別がわかるというのに、どうしていつも「関西棋院でプロになった子」とか、性別を隠すのですか!
この、台湾の新キャラがホントに出てくるかどうかが希望の種です。
そろそろ美少女とか希望します。
佐為似の美少女とかってベタな展開だったら意外と喜べるかもしれない(^_^;)

次号「来たる、その瞬間(クライマックス)!!」
  「北斗杯クライマックス!ヒカルの答えが今・・・!?」
大増23P。
あああ、クライマックスって文字が目に沁みる(>_<)
やめて今その文字見せないで!

なんか、もう、いろんな意味でドキドキしすぎて

ヒカル「・・・半目足らねえユメみた」
−北斗杯 完−


ああ、なんだ夢か〜どおりで永夏の睫毛伸びるの早すぎると思った〜なんてもうそんな展開でもなんでもいいから早く結果を教えてください(T_T)

なんか、ヒカルの勝敗よりも気になることがあって、イマイチ楽しめなかった今週号です・・・ゴメンナサイ・・・。

2003.4.21


 第189局『あなたに呼びかけている』

『・・・・・・・・・・・・・半目足らねえユメ見た』(by10巻)


とか言ってさ、夢オチでさ、北斗杯もう一度やり直してくれてもこのさい許すよ・・・。
神さま!お願いだ!はじめにもどして!
ヒカ碁の連載が終わる気配なんか微塵もなかった頃に
時間をもどして!!

てさ、号泣したくなりました、私も・・・・・・。

なんというか、最終回なんですよね?
ジャンプにおけるこの扱いはなんなんでしょうか。
北斗杯グランドフィナーレってアオリなんですけど、これは夏に読みきりがあるからまだ最後じゃないしってことですか。
でも、でも、少なくとも連載が終わるというのに・・・!!
カラーでも表紙でもなく、ましてやPOP WEB JUMPでの次号予告では紹介の一つもなく、終わりですか。
こんなに、こっそりと。
ジャンプでこんな風に扱われるべき漫画でしたかヒカ碁は。

扉絵、綺麗です。
しかし。

★5月7日発売の赤マルジャンプでは、今回の扉絵がスゴイことに・・・ッ!!

ってことはですよ、私、すっごく楽しみにしてたんですよ、最後に・・・小畑先生がどんなヒカ碁を描かれるのか。
それなのに・・・この絵を使いまわしてカラーにするとでもいうのでしょうか?
ダメじゃん、こんなハシラ。
購買意欲激減ですわ。
買うけど。
『袴立て伊角さん』並のやっちゃったハシラでもこの際許せたのに、こんなバカみたいな暴露じゃなければ・・・。
それにしてもこの扉絵、アキヒカ・ヨンスヨ・イスワヤの間に独り者が描かれているような配置で、なんか、社・日煥・越智・本田を視界からはずすとラブラブな感じでいいですね(爆)
・・・日煥・・・なんでいるの?(笑)←失礼
社と永夏の身長差があんなに・・・!!
でも、一番の注目どころは、カラーになってもあの永夏の服が全身白かってことですね。


「"健闘"なんかいらんから勝ってくれってんだ」

小学生も読む少年漫画なのに、ここまで書いてある意味スゴイ。
でも、勝負ってそういうものですよね。
碁がわかる人にとってはどんなにスゴイ一局だったかわかっても、わからない人にとっては勝敗が全てです。
プロの世界では評価が高くても、素人が見てそのすごさがわからなければ商品にならないものがたくさんあるように。
あらためて、ヒカルの碁が、ジャンプ掲載漫画だったってことが驚きです・・・。

偽御器曽「子供のようにつっかかるのはやめたらどうだ
       これだけの碁を打たれて力を認めないわけじゃないだろう」

永夏「まァ1回くらいはヒヤリとさせられましたけど」

秀英「なんだよその言い方!1回!?」

永夏「じゃあ2回」

秀英「永夏!」

うわあ・・・ほんとに子供のケンカだ・・・(苦笑)
このワガママ王子め・・・!(笑)
スゴイ、こんな王子の独裁国家・永夏帝国の国民は大変だ・・・。
でも、今週の永夏見てさらに「オレ色」に染まりたいと思う方、いらっしゃるんでしょうね・・・(笑)
ひたすら、秀英が可愛いなあ、これ。

永夏「進藤」

ヒカル(ビクッ)

そりゃビクッとしますわな、あんな睫毛に見つめられちゃ。

永夏「対局前に何か言いかけていたよな
    聞かせろよ」

ヒカル「・・・・・・?」

永夏、通じないのにあたりまえのように堂々と韓国語で話しかけてますが。
秀英、当然のように通訳しておりますが。

やっぱり・・・
やっぱり北斗杯における秀英の存在は、北斗杯後ヒカルと対局するためではなく、永夏の通訳のためだったのか・・・・・・ってホント、どうなるんだよ碁会所での秀英VSヒカル!!描かないのなら伏線なんかはらないで・・・。

はられたまま解決してない伏線なんか他にも鬼のようにありますけどね。

私、ヒカ碁が終わる時は本因坊のタイトルがらみだと思っていたのに。
このままでは「首を洗って待ってろジジイ」と言われて待っている桑原名人が首の洗いすぎでお肌が荒れてしまう。
帰ってしまったお母さんはどうなったのかとかさ、台湾の才能のある子とかさ、和谷と伊角さんの中国編とかさ、ここ最近だけでも気になること多いというのに。中国といえば、ジャンプの表紙には登場していたのにその後出番のない楽平とか。ああ、もう。


なぜ碁を打つのか。

ヒカル「・・・・・・・・・遠い過去と
     遠い未来をつなげるために」

永夏の問いにヒカルが答えるコマが、アキラのアップなのがなんかもう、やられたって感じで良かった。

ヒカル「そのためにオレはいるんだ」


ヒカルの碁、か。
編集者がつけたタイトルとはいえ、2部に入ってからヒカルは自分の為に碁を打てたことがあったのかな。
自分が碁を打つのが楽しくて、アキラを追いかけるのに必死で。
あの頃みたいに碁を打てていたのかな。
そのせいで佐為がいなくなったから、そんな風に思えなくなっているのだとしたら、哀しいし。


遠い未来と、遠い過去をつなげるため

だなんて。
それは、そうなんだろうけど。
こんなに泣いて、なんで、そこまで自分のためじゃなく碁を打つのかなって。

永夏「遠い過去と遠い未来をつなげるためにオマエがいる?」
    オレ達 皆 そうだろう」

私も、そうだと思います。
ヒカルだけじゃないと思います。
だから、ヒカルもそのためだけじゃなくて、もっともっと自分のために打ってほしいなあ。
神の一手とか、そんな遥かな上を見るばかりじゃなくて、永夏とか、アキラとか、負けたくないって自分自身の思いだけで碁を打っていっても良いと思うな。
佐為を背負い続けるのではなく。


楊海「青臭いガキのセリフさ」

ということで一言でまとめられました(苦笑)
でも、さすが楊海さん。

楊海「なぜ碁を打つのかも
    なぜ生きているのかも一緒じゃないか」

そうきましたか。
そう考える貴方には、確かに青臭いガキのセリフに聞こえるでしょうね。
これくらい、細かいこといわずにいられるようになってほしいです、ヒカルも。
北斗杯、楊海さんオイシイとこどり。

アキラ「行こう進藤
     これで終わりじゃない
     終わりなどない」

一番感動したのはここです。
やっぱり、アキラが最高だ・・・・・・!!!

日煥との対局中、ヒカルが勝つと思って頑張っていただろうアキラは、もしかしたら誰よりもヒカルが負けたことにがっかりしたかもしれないけれど。
それでも。
いつでも、アキラはヒカルの前にいてヒカルを引っ張っていってくれる存在なんだなあ、と、しみじみ。
佐為がいなくなっても、ヒカルは一人じゃないんだから。
和谷も、伊角さんも、碁会所の皆とか、ヒカルのことを思ってくれている人は多勢いるし。「行こう進藤」って、立ち止まりそうな手を引いてくれる人がいるなら、進んでいけるよね。



(・・・・・・)
(・・・・・・聞こえるのですか?)
(私の声が−−−聞こえるのですか?)


全てはこの呼びかけから始まったヒカルの碁。
これで終わりとは思いたくないけれど。
あとは、夏の読み切りをひたすら待ちます。



で。

目次ページの作者コメントなんですけど、なんでしょう、あれは・・・二人して打ち合わせたように綺麗に終わらせてしまって・・・・・・。
なんかもう、読み切りへの思いとかなく、終わっちゃってますけど(T_T)
あれです、「あのコメントは担当が書いています」と暴露していた鳥山明先生を思い出してしまいました。いえ、別に・・・思い出しただけですけど。

あと、LaLaに掲載されていた「っポイ!」が突如メロデxに移籍した時とか。作者コメントで編集長と合わないからと移籍すると書いたのに本誌で断りもなく削除されたとコミックスで訴えておりましたが。
ヒカ碁は・・・実際のところどうしてなのかなあ。
とてもアンケートや売上のせいだとは思えないし。
ホント、いろいろな憶測が飛び回っておりますが、やっぱり編集者は読者に対してきちんと理由を表明すべきだと思います。こんなにこそこそと終わらせるから、いろいろあることないこと噂されるわけですし。
変な噂でヒカ碁が汚されるの、いやです。
手塚治虫文化賞新生賞受賞のコメントが、5月の頭に朝日新聞に掲載されるはずですのでとりあえずそれを待ちます。あとは、最近発刊ペースが遅いコミックス。ここで作者コメントがなかったら・・・もう、ホントに誌上ではとても言えないような理由で連載が終わったと考えざるをえない・・・・・・。

突然の最終回といえば、大好きなドラゴンボールもそうでした。
この時はカラーだったし、ラストに鳥山先生のコメントがあったから、寂しかったけど素直に『お疲れ様でした』って思えました。
でも、ヒカ碁は・・・・・・。

夏の読み切りはでは、お疲れ様でしたといえるような話を、期待しております。もちろん、第三部を何よりも期待してますけど・・・!!

2003年夏。
これだけは、これだけは。

お願いですのでオカッパ以外のアキラをこれ以上見せないでください。2004年週刊碁だけで充分です。まだ2003年なんですから、くれぐれも、お願いします。

さて、長々と書いてしまいましたが・・・(ここまで読んでくださっている方、いるのでしょうか・・・(-_-;)
今回のことがあって、DBの最終回をあらためて読み直したついでに、DBでヒカ碁最終回、など。

DB42巻をお持ちの方は、最終話片手にセリフを比べてお読みください。
DBの最終回を知らない方には申し訳ありませんが意味不明です(^_^;)


行洋の碁
第189局『ハーレムが呼びかけている』




最後までバカです、私ったら。

2003.4.29
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