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■ 第189局『あなたに呼びかけている』
『・・・・・・・・・・・・・半目足らねえユメ見た』(by10巻)
とか言ってさ、夢オチでさ、北斗杯もう一度やり直してくれてもこのさい許すよ・・・。 神さま!お願いだ!はじめにもどして! ヒカ碁の連載が終わる気配なんか微塵もなかった頃に 時間をもどして!!
てさ、号泣したくなりました、私も・・・・・・。
なんというか、最終回なんですよね? ジャンプにおけるこの扱いはなんなんでしょうか。 北斗杯グランドフィナーレってアオリなんですけど、これは夏に読みきりがあるからまだ最後じゃないしってことですか。 でも、でも、少なくとも連載が終わるというのに・・・!! カラーでも表紙でもなく、ましてやPOP WEB JUMPでの次号予告では紹介の一つもなく、終わりですか。 こんなに、こっそりと。 ジャンプでこんな風に扱われるべき漫画でしたかヒカ碁は。
扉絵、綺麗です。 しかし。
★5月7日発売の赤マルジャンプでは、今回の扉絵がスゴイことに・・・ッ!!
ってことはですよ、私、すっごく楽しみにしてたんですよ、最後に・・・小畑先生がどんなヒカ碁を描かれるのか。 それなのに・・・この絵を使いまわしてカラーにするとでもいうのでしょうか? ダメじゃん、こんなハシラ。 購買意欲激減ですわ。 買うけど。 『袴立て伊角さん』並のやっちゃったハシラでもこの際許せたのに、こんなバカみたいな暴露じゃなければ・・・。 それにしてもこの扉絵、アキヒカ・ヨンスヨ・イスワヤの間に独り者が描かれているような配置で、なんか、社・日煥・越智・本田を視界からはずすとラブラブな感じでいいですね(爆) ・・・日煥・・・なんでいるの?(笑)←失礼 社と永夏の身長差があんなに・・・!! でも、一番の注目どころは、カラーになってもあの永夏の服が全身白かってことですね。
「"健闘"なんかいらんから勝ってくれってんだ」
小学生も読む少年漫画なのに、ここまで書いてある意味スゴイ。 でも、勝負ってそういうものですよね。 碁がわかる人にとってはどんなにスゴイ一局だったかわかっても、わからない人にとっては勝敗が全てです。 プロの世界では評価が高くても、素人が見てそのすごさがわからなければ商品にならないものがたくさんあるように。 あらためて、ヒカルの碁が、ジャンプ掲載漫画だったってことが驚きです・・・。
偽御器曽「子供のようにつっかかるのはやめたらどうだ これだけの碁を打たれて力を認めないわけじゃないだろう」
永夏「まァ1回くらいはヒヤリとさせられましたけど」
秀英「なんだよその言い方!1回!?」
永夏「じゃあ2回」
秀英「永夏!」
うわあ・・・ほんとに子供のケンカだ・・・(苦笑) このワガママ王子め・・・!(笑) スゴイ、こんな王子の独裁国家・永夏帝国の国民は大変だ・・・。 でも、今週の永夏見てさらに「オレ色」に染まりたいと思う方、いらっしゃるんでしょうね・・・(笑) ひたすら、秀英が可愛いなあ、これ。
永夏「進藤」
ヒカル(ビクッ)
そりゃビクッとしますわな、あんな睫毛に見つめられちゃ。
永夏「対局前に何か言いかけていたよな 聞かせろよ」
ヒカル「・・・・・・?」
永夏、通じないのにあたりまえのように堂々と韓国語で話しかけてますが。 秀英、当然のように通訳しておりますが。
やっぱり・・・ やっぱり北斗杯における秀英の存在は、北斗杯後ヒカルと対局するためではなく、永夏の通訳のためだったのか・・・・・・ってホント、どうなるんだよ碁会所での秀英VSヒカル!!描かないのなら伏線なんかはらないで・・・。
はられたまま解決してない伏線なんか他にも鬼のようにありますけどね。
私、ヒカ碁が終わる時は本因坊のタイトルがらみだと思っていたのに。 このままでは「首を洗って待ってろジジイ」と言われて待っている桑原名人が首の洗いすぎでお肌が荒れてしまう。 帰ってしまったお母さんはどうなったのかとかさ、台湾の才能のある子とかさ、和谷と伊角さんの中国編とかさ、ここ最近だけでも気になること多いというのに。中国といえば、ジャンプの表紙には登場していたのにその後出番のない楽平とか。ああ、もう。
なぜ碁を打つのか。
ヒカル「・・・・・・・・・遠い過去と 遠い未来をつなげるために」
永夏の問いにヒカルが答えるコマが、アキラのアップなのがなんかもう、やられたって感じで良かった。
ヒカル「そのためにオレはいるんだ」
ヒカルの碁、か。 編集者がつけたタイトルとはいえ、2部に入ってからヒカルは自分の為に碁を打てたことがあったのかな。 自分が碁を打つのが楽しくて、アキラを追いかけるのに必死で。 あの頃みたいに碁を打てていたのかな。 そのせいで佐為がいなくなったから、そんな風に思えなくなっているのだとしたら、哀しいし。
遠い未来と、遠い過去をつなげるため
だなんて。 それは、そうなんだろうけど。 こんなに泣いて、なんで、そこまで自分のためじゃなく碁を打つのかなって。
永夏「遠い過去と遠い未来をつなげるためにオマエがいる?」 オレ達 皆 そうだろう」
私も、そうだと思います。 ヒカルだけじゃないと思います。 だから、ヒカルもそのためだけじゃなくて、もっともっと自分のために打ってほしいなあ。 神の一手とか、そんな遥かな上を見るばかりじゃなくて、永夏とか、アキラとか、負けたくないって自分自身の思いだけで碁を打っていっても良いと思うな。 佐為を背負い続けるのではなく。
楊海「青臭いガキのセリフさ」
ということで一言でまとめられました(苦笑) でも、さすが楊海さん。
楊海「なぜ碁を打つのかも なぜ生きているのかも一緒じゃないか」
そうきましたか。 そう考える貴方には、確かに青臭いガキのセリフに聞こえるでしょうね。 これくらい、細かいこといわずにいられるようになってほしいです、ヒカルも。 北斗杯、楊海さんオイシイとこどり。
アキラ「行こう進藤 これで終わりじゃない 終わりなどない」
一番感動したのはここです。 やっぱり、アキラが最高だ・・・・・・!!!
日煥との対局中、ヒカルが勝つと思って頑張っていただろうアキラは、もしかしたら誰よりもヒカルが負けたことにがっかりしたかもしれないけれど。 それでも。 いつでも、アキラはヒカルの前にいてヒカルを引っ張っていってくれる存在なんだなあ、と、しみじみ。 佐為がいなくなっても、ヒカルは一人じゃないんだから。 和谷も、伊角さんも、碁会所の皆とか、ヒカルのことを思ってくれている人は多勢いるし。「行こう進藤」って、立ち止まりそうな手を引いてくれる人がいるなら、進んでいけるよね。
(・・・・・・) (・・・・・・聞こえるのですか?) (私の声が−−−聞こえるのですか?)
全てはこの呼びかけから始まったヒカルの碁。 これで終わりとは思いたくないけれど。 あとは、夏の読み切りをひたすら待ちます。
で。
目次ページの作者コメントなんですけど、なんでしょう、あれは・・・二人して打ち合わせたように綺麗に終わらせてしまって・・・・・・。 なんかもう、読み切りへの思いとかなく、終わっちゃってますけど(T_T) あれです、「あのコメントは担当が書いています」と暴露していた鳥山明先生を思い出してしまいました。いえ、別に・・・思い出しただけですけど。
あと、LaLaに掲載されていた「っポイ!」が突如メロデxに移籍した時とか。作者コメントで編集長と合わないからと移籍すると書いたのに本誌で断りもなく削除されたとコミックスで訴えておりましたが。 ヒカ碁は・・・実際のところどうしてなのかなあ。 とてもアンケートや売上のせいだとは思えないし。 ホント、いろいろな憶測が飛び回っておりますが、やっぱり編集者は読者に対してきちんと理由を表明すべきだと思います。こんなにこそこそと終わらせるから、いろいろあることないこと噂されるわけですし。 変な噂でヒカ碁が汚されるの、いやです。 手塚治虫文化賞新生賞受賞のコメントが、5月の頭に朝日新聞に掲載されるはずですのでとりあえずそれを待ちます。あとは、最近発刊ペースが遅いコミックス。ここで作者コメントがなかったら・・・もう、ホントに誌上ではとても言えないような理由で連載が終わったと考えざるをえない・・・・・・。
突然の最終回といえば、大好きなドラゴンボールもそうでした。 この時はカラーだったし、ラストに鳥山先生のコメントがあったから、寂しかったけど素直に『お疲れ様でした』って思えました。 でも、ヒカ碁は・・・・・・。
夏の読み切りはでは、お疲れ様でしたといえるような話を、期待しております。もちろん、第三部を何よりも期待してますけど・・・!!
2003年夏。 これだけは、これだけは。
お願いですのでオカッパ以外のアキラをこれ以上見せないでください。2004年週刊碁だけで充分です。まだ2003年なんですから、くれぐれも、お願いします。
さて、長々と書いてしまいましたが・・・(ここまで読んでくださっている方、いるのでしょうか・・・(-_-;)) 今回のことがあって、DBの最終回をあらためて読み直したついでに、DBでヒカ碁最終回、など。
DB42巻をお持ちの方は、最終話片手にセリフを比べてお読みください。 DBの最終回を知らない方には申し訳ありませんが意味不明です(^_^;)
行洋の碁 第189局『ハーレムが呼びかけている』
最後までバカです、私ったら。
2003.4.29
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