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■ 第182局『打倒高永夏』
第182局『打倒高永夏』
うわあ・・・すごい表紙。 今週、出番はないに等しい永夏がここまでアップで迫ってくるとは。
『先行くは、威風纏いし者。』
どーでもいいですけど新担当さんはこういう時代劇とかに出てきそうなフレーズ好きですねえ・・・。 たしか、前は永夏「初夏の清風漂う」とか書かれてたのに。 今度は威風ですか、どうどう。 そのうち、 『その者 白き衣をまといて金色の睫毛に降り立つべし』 とか書き始めるんじゃないだろうか。
さて。 アキラは、あっさり承諾しそうです。 ヒカルはどうかな〜、喜ぶけど、アキラがあっさり認めるのが納得いかないとかいう展開だと喜んじゃうんだけど(笑) 社は間違っても「じゃあオレでもええやんか!」とは言わないだろう。 となると一番あの場でうるさそうなのは古瀬村です。
先週号の感想より抜粋
・・・ああ、もうわっかりやすいなあ〜古瀬村・・・。 「ええっ!?進藤君が大将!? な なんで!?塔矢君でしょ!?」 と1人で大騒ぎ。 アキラは異論なし、社は倉田さんの考えもわからんでもない、という感じでしたね。 それにしても古瀬村・・・一体どうしてこんな人が天野さんの後釜なのか。 だいたい、永夏が秀英に枕で殴られたり、ホントは勉強家な永夏がただの高飛車睫毛扱いされたり(されてねェよ)、ヒカルが永夏に対してすごい闘志を燃やしたり、5月5日向けて秀策の話題をだすきっかけを作ったりと、
・・・・あれ? ・・・・・・・なんだかものすごく不本意だが・・・ ・・・・・・・・・・今のこの盛り上がりは古瀬村のおかげか・・・?
もとはと言えば、この人がプライベートで韓国に遊びに行くのに、ちょっと体裁を保つため、ついでのように適当に永夏を取材し、1人で勝手に誤解して帰ってきただけじゃあきたらず、確実なことでもないくせにヒカルを永夏にたきつけたりしたために、今のこの状況があるんですよね・・・。
秀英が永夏に「三人目の代表はボクになった」と言った時、誰もがヒカルVS秀英を思い描いたはずです。 しかし。 そこへ現れた秀英が尊敬するというほどに強い相手、永夏。 もしも。 普通に天野さんが異動していなくて、ヒカルが永夏のことを普通に強いヤツと思ったままで、秀英との対戦に燃えるような展開になっていたら。
倉田「アイツには高永夏との一戦が必要なんだ たぶんこの一戦で成長するぜ 進藤は」
と倉田さんが言うようなヒカルにとって重要な一戦は生まれなかったわけですよね・・・。 ヒカルVS秀英、そりゃ〜すっごく見たかったですけど(まあ、北斗杯ではなく見れそうですが)やっぱりそれ以上に重要な一戦という意味では、VS永夏の方が面白いですよね。 しかもそれが佐為が消えた5月5日で、秀策がらみの一戦ときた日にゃあ! ある意味自然の流れに逆らって、無理矢理ヒカルと永夏を秀策がらみで戦わせるためには天野さんより古瀬村の存在はとても使い易かったという、これぞほった先生マジック。 古瀬村がめちゃめちゃなヤツだからこそ、強引なまでにヒカルVS永夏が実現したわけで。 ある意味、古瀬村サマサマな状況なのか・・・。
う〜む、だからといって
古瀬村「進藤君は大好きだけどさ!」
という彼の切ない恋を応援する気には とーてーなりませんが( ̄、 ̄)
古瀬村「みんなが見たいのは塔矢VS高永夏なんだよな」
人が「私はいいけど世間は許さない」と言った時、一番許さないと思っているのは「私」だと、太宰治が人間失格かなんかでそんな風なこと言ってたと思いますが(ここまであいまいだと引用にもならない・・・)いくら「大好き」だけどとフォローしたところでオマエの本命はアキラなんだな、ということがよくわかりましたよ古瀬村。
ヒカル「オレで・・・いいの!?大将!?」
ヒカル(倉田さんはオレを大将に決めた 中国戦を評価してくれたからなんだろうけど)
皆、ヒカルに優しいよなあ・・・。 倉田さんもアキラも社も理解ありすぎ(^_^;) ある意味、古瀬村の反応が一番普通か。 ヒカル自身は、あの負けた碁を評価されるに値すると思ってるのかなあ。 世振には負けたけれど、今度は (佐為の代わりにオレが打つんだ! 負けるわけにはいかねェんだぞ!) ですか。・・・世振にだってホントは負けちゃいけなかったと思うけどね。
楊海「塔矢君 高永夏のヤツに一泡吹かせてやってくれ!」
・・・おっと、ヒカル君屈辱の一言です(^_^;) 誰もが、アキラを大将だと思っている状況というのをヒカルは思い知った方がいいかなあ・・・。だってさ〜、ヒカルはもう少しアキラのことを気にするべきです。実力では絶対にアキラが大将なのに、大将にしてもらったわけですから。「進藤」と話しかけられて嫌そうに「何だよ?」って返事する立場じゃないですよ〜。
進藤が大将で不服だろうけどなと倉田さんに言われ
「いいえ 彼の成長はボクも望むところです」
・・・なんて。 ああ、ライバルの鏡です。 アキラ、かっこよすぎ。 現時点では自分の方が上だという自信も垣間見られますが。 やっぱりこの器、本当の大将はアキラですよね・・・。 VS永夏戦で、ヒカルはどこまでアキラに追いつけますかね。 そういえば塔矢先生も見に来るかもしれませんね。 佐為=秀策を背負って打つヒカルの碁をどう見るか、そちらも楽しみ。
(知りたい 進藤が秀策にこだわるわけを−−− 聞きたい 聞きたい キミにとって−−− 秀策とはいったい−−− )
そうだよねえ・・・聞きたいよね・・・私は知ってるけどさあ、アキラは知らずに、それでもヒカルのこと理解しようとしてるんだもんねえ・・・。
『おまえには−−−そうだな いつか話すかもしれない』
というヒカルの言葉を思い出して、問い詰めるのを思いとどまるアキラ。
・・・エライよ、貴方(T_T) 昔は、けっこー(いや、かなり)短気だったし、強引だったのに、いつの間にかすっかり耐え忍ぶ大人になっちゃって・・・。 アキラがヒカルとの付き合いで得たものは、棋力、ではなく忍耐、ですね(;_;)
アキラ「進藤 キミが何を背負っているのか知らないが」
すごいです、今わかっている情報は「ヒカルは秀策マニア」(笑)ということだけなのに、=何かを背負っている、とわかるなんて。 普通は、「何をそんなにムキになっているのか知らないが」程度だと思うのですが。「背負っている」だなんて。(視えるのか?オーバーソウルが)
アキラ「少なくともボクの代わりに大将戦に出るんだ」
=はい、実力ならボクが大将だけど、と言っております。
アキラ「無様な結果は許さない」
=今日の碁が無様だったと言っております。
ってゆーか、このコマのアキラ、うおおおおお・・・・っっ!!!すっごい好みですっっっ!!嗚呼、今週私のアキラLOVE度は大幅に増加いたしました。 このプライドの高さとそれに見合う実力が、好きです。
アキラにここまで言われて負けたら、ホント無様だよ、ヒカル。
さて、あっさり(T_T)やってきました5月5日。 去年、佐為が消えた日です。
古瀬村「だけど今日の大将戦 お客さんは大ブーイングだろうな」
客、というかオマエがな。 いわゆる『捨て大将』というヤツだと思われるわけですね、ヒカルは。 一勝でもするために、強い人を下(普通、作戦とすれば三将ですね)にして勝つという手段です。ジュニアの大会ではよく思われないだろうと倉田さんも以前言っていました。 それをあえてやろうとするのですから、倉田さんの決断は、軽そうにみえて実はとても大きな責任を背負っているわけです。 ここは倉田さんの為にもヒカルに勝ってもらいたいです。
韓国VS中国は、読者の予想通り、読者の期待を裏切って、絵による描写は1コマもなく終わっております。わかっているのは韓国が3勝、秀英はギリギリで勝利だった、ということだけです。見たかった・・・見たかったよ秀英VS趙石(>_<) 結局趙石は全然出番ないじゃないか〜!!! これは、後々イスワヤ新婚旅行編として中国話があるから楽しみは後でね!という意味だと思っていいですか!?ふう・・・。 話はそれますけど、イスワヤにアキヒカも便乗して中国行ってくれると嬉しいのですが。で、楊海さんのコンピューター囲碁で1エピソードあるという展開だと楊海スキーとしても嬉しいです。
で。 韓国が3勝だったということは、個人で見ると現時点での勝ち星は 日本 1 中国 2 韓国 3 だということです。 北斗杯の優勝が、一勝一敗だった場合、個人の勝ち星の数で決められるのだとしたら、日本が優勝するには韓国戦で3勝するしかありません。 普通に考えれば趙石に負けた社は、趙石に勝った秀英に勝つのは難しいかもしれませんが、秀英もやっとで勝ったようですし、社は秀英に対して「進藤が勝った相手なら自分も勝てるかも」と思っていた節もあり、予測が難しいです。
どうなるかな〜韓国戦。楽しみです。 ヒカルの勝敗よりもむしろ、佐為=秀策に関してどういう展開になるかの方が気になっていたりもしますが(^_^;)
いざ、出陣。 ええ、 3日間同じ服で。 シャツぐらいは取り替えてくれてますか(T_T)
このままでは永夏も 3日間同じ白スーツ という展開っぽいですが、彼の場合は同じ白スーツがトランクいっぱい、という気がしてなりません。
次号、 「決戦直前!!高永夏が放った睫毛一言にヒカルは!?」 「ヒカルが大将!!驚くべき知らせに場内騒然!!」
あ〜高永夏、どんなすごいこと言うんだろう(笑) 北斗杯もいよいよ山場。 サブタイトルが 「日本VS韓国1」 とくるか、普通のタイトルでくるかで中国戦との扱いの差がわかります(笑) いや、まだ対局は始まらないかな?
2003.2.24
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