ヒカルの碁 感想
過去ログ


 第175局『秀英と永夏』

『視線の先に・・・いる!!』

この表紙アオリの意味するところはもちろん永夏。
背中を向けていてもヒシヒシと感じるヒカルの永夏への視線。
それが証拠にページをめくるとその柱には

『再会に気づき・・・』

そうです、ヒカル、前号から12コマほど使ってやっと秀英を視界に入れました。
やっぱり気づいてなかったのか・・・秀英、不憫(T_T)

すごいです永夏、期待を裏切らない睫毛。
秀英の肩に手を置く永夏、ああ、アンタそのアヤシイ目線なにさ!
秀英が小さいからって、いつもこんな伏目がちな目をしていたら、秀英から見る永夏は万年流し目状態。
教育上良い環境にいるとは思えません。
半径一メートル以内危険地帯。
ヒカル、近寄ったら危ない!!ビーム光線で被爆する!
という私の願いが通じたのか「あとは若い者同士で」とそこを離れる永夏(嘘)

いくつか会話をしてやっと秀英が日本語を話しているのに驚くヒカル。
久々だ!久々の天然ヒカルだ!!

「「ボクの名前は洪秀英だ」と
 今度はボクが言ってやる!」

って、もー言ってるし!!(全読者 心のツッコミ)
むしろ天然ヒカル
「え?もう知ってるぞ?」
とか平気でいいそうで怖い。

ヒカル「スゲエ!ウマイなーっ!うわーっ」

あの・・・ヒカル・・・すっごくかわいいんですけど・・・。
子猫顔秀英もまた・・・うおおおおおぉぉたまらん・・・。

昔、和谷とヒカルで

ヒカル「(塔矢って)海王中ってことはアタマいいんだ」
 和谷「な ムカツクだろ アイツ」
ヒカル「別にムカつきはしないけど」

って会話があったんですけど、
あの会話で私ヒカルへの認識あらためたんです。
ヒカルって「すごい」って思うものに対しては素直に「すごい」って思える子ですよねえ。
なんでも出来るアキラに対してムカツクって思う和谷もまた普通に素直だし私もその気持ちわかりますが、ヒカルって自分は勉強出来ないのにアキラが出来るのは別にどうでもいいというかそんなこと関係なく「塔矢ってすごいなー」とか素直に思ってるんでしょうね。
だから、秀英が日本語覚えて挑んできても、相手の意気込みに関係なく「スゲエ!」って思うわけで、どーせオレは出来ないさ的な思考の方向には行かないわけで。
相手はスゴイのに自分はダメだって滅多に思わないあたりがヒカルの成長の素なのかな。

さて、
「そんなことはいい!」by秀英
とうわけで
秀英「ボクは三将だ オマエは?」

ヒカル「副将−−と団長に言われている」
うおお・・・超不満気。
どうやらこの二人の北斗杯の対決はなさそう。
叔父さんの碁会所で再戦ですな。
まあ、それはそれで楽しみです。

さてさて、久々の伊角さん&和谷コンビです。
伊角さん、楊海さんたちに和谷を見せて驚かせるためにGWの和谷をキープしております。自分の楽しみのために他人の長期休暇を奪う男伊角。

趙石「うわ−−−−っ!おっきい楽平だ!」

うわ−−−−っ!この子もすっげぇカワイイ・・・。
今週はカワイイ子オンパレード。

なんと今判明いたしました。
楊海さんは私と同じく狙いボケギャグ担当者です。
言ってることのどこまでが冗談なんだか。

楊海「今回だって日本に来ようと
   オレのバッグにもぐりこんでたんだぜ アイツ
   空港で気づいて捨ててきたがまったく」

伊角「・・・冗談ですよね?」

ばかもーん。
冗談なのはあたりまえだろう。
オマエももう二十歳。大人だろう?
ギャグを言ってきた相手に真面目に応対してどうするのだ。
それでは狙いボケした楊海さんが空振りではないか。
もしも伊角さんが私のような腹黒タヌキだったら

「あの頃キミは青かった」




ほらほら頑張れ伊角くん。
え?イスワヤだ!って?
これは伊角が冗談で言っているからこそギャグとして成り立つのです。
本気かどうか微妙だからこそ楊海さんのホントかどうか微妙なギャグに対抗出来るのです。
ウチは健全サイトですよ?イスワヤだなんてそんな、ハハハ。(←これもギャグ)

まあ、そんなわけで伊角さんと和谷の新婚旅行は中国に決まったようです。
伊角「ホテルも二人で泊まれば安くなるぞ 和谷!」
とか言って和谷その気にさせようとしています。
しかしそれに対し
和谷「伊角さん!」
とか喜んでいるようなあたり、もう和谷は彼の手中。黒いぜ伊角。もう当て間違えるなよ(ヒドイ)
さらに隣りでは
「なあなあオレのそばにずっといてくれよ」
と楊海にプロポーズ中の倉田が。
ますます目が離せない北斗杯。(あ、選手じゃない)

永夏が「秀策は弱い」と言ったというのはデマだったのですね。まったくセコ村め・・・。
永夏は秀策を勉強するような棋士だったのでした。
でも、ヒカルには誤解させたままでいようというあたりここにもタヌキが一匹。

って、もうそんなことはどーでもいいと思ってしまうほどすごい睫毛、永夏。

「深田●子なんか知らない 誰だそれ?
 勉強するなら高永夏のマスカラの付け方だね」

っていう若い娘がどんどん増えるって言ってます。
すごいです、どんどん睫毛に気合が入っていきます。
小畑先生の繊細な丸ペン使いはこの睫毛のためにあったのか。


さて次号。
「レセプションにて高永夏が衝撃の一言を・・・!?」

ははは、これ以上の衝撃を我々にあたえようというのか高永夏。
まて次号!

2002.12.27


 第176局『挑発』

扉。主役はアキラですか、アキラですね。

今週の私の感想の全ては北斗通信社のお姉さん相川さんが語ってくれてます(笑)

さて、続々と会場に集まる選手たち。

相川「にっにっ你好(ニイハオ)!」
楊海「こんにちはお嬢さん そんなに緊張しなくていいよ」

出ました、楊海さんみのもんたばりの「お嬢さん」攻撃です。
テレフォンカード常備してそうです。
素敵です、さすがホスト杯のダントツトップを走っているだけあります。

そして趙石の「(にこっ)アリガト」攻撃。
相川ねーさん(及び私)悩殺。
5年後が楽しみです。

趙石も子供らしい可愛さですが、違った意味で子供らしさ大爆発の倉田さん。この人の子供っぽさって憎めない。
楊海さん、安太善と韓国語で会話。
北京語・日本語・韓国語・英語を話せると言ってましたが、全部ペラペラなんですね〜。ますます素敵、楊海さんv

北斗杯、三位まで賞金が出るとのことですが。
三位までって・・・三位までしかないんじゃ・・・。

そして楊海さん先週に続きたぬき合戦。
表面上は穏やかさを保ちながらも水面下で牽制するという腹黒さを今週も発揮。うおお、どこまで私好みなのか楊海さん!

しかししかし!
アキラも楊海さんに負けてはいません!
北京語で挨拶どころかけっこうちゃんと会話してます!
すごいです、この分だと韓国語もこの程度は話せるものと思われます。伊達に海王じゃなかったんだね・・・。
きちんと挨拶して去っていくアキラに

楊海(物腰が柔らかいねェ 
   棋譜から受けるカンジとはずいぶん違うな)

楊海さん!アキラの表面上の穏やかさに騙されてはいけない!
物腰柔らかく見せておいて実はすごい激情家なんすよこの子!
それに普段ヒカルや社に見せるそっけない態度を見たらアナタ!
ものの見事に営業スマイルにやられたと感じることでしょう。
それが証拠に去っていく左下のコマのアキラの顔。
見えない目元、口元に微笑。
これはまさしく穏やかに見せておいて中国をちょっと油断させちゃおう大作戦が成功した喜びの表情でしょう。

・・・すみません、ウソです。
アキラくんはヒカル&社に対する態度とその他の人への態度がだいぶ違いますが、これは八方美人なわけではなく基本的にとても礼儀正しい子で、それは演技ではないってことはちゃんとわかっております。

さて相川さん、永夏との衝撃の対面。

相川(うわーっ 背 高ーっ これで16歳!?
   つーか 写真より美形ーっ!!)

この相川さんのコメントにより、ほった先生&小畑先生が
永夏=美形というイメージだということが確認されました。
それ以上にやはり16歳には見えないという設定なのですね、良かった。やだもん、和谷があんなんだったら・・・。

韓国、どこと見ても選手が二人しかいません。ホント日煥さんはいるんですかね。まさか安太善が「ボク16歳」とか言い出してるんじゃないでしょうね。

北斗杯の組み合わせが決まりました。
予想通り日本は初日中国、二日目韓国ですね。
あとは誰と誰が対局するか、です。
希望としては初戦の中国相手にヒカルがちゃんと勝って、永夏と戦わせてもらうよう倉田さんにお願いしてもらいたいですが。というか、アキラにお願いして大将をかわってもらうという展開が良いのですが。
でも、ヒカルVS永夏はありえそうな感じになってきましたよね。

永夏「彼(本因坊秀作)など もし今現れても
   オレの敵じゃない」

永夏、なんと選手代表挨拶をするための場所で、ヒカルに宣戦布告ですよ。
なんか、主人公とライバルの争いっぽい・・・!
しまった、アキラのポジションが永夏に取られてしまう!
これはあれか、ドラゴンボールでいうならば、最初悟空(ヒカル)の最大のライバルはピッコロ(アキラ)だったけど、そのうちピッコロ(アキラ)とはわかり合っちゃって、あらたな高飛車な敵ベジータ(永夏)が登場してピッコロ(アキラ)は悟空(ヒカル)のサポート的立場になっちゃうとかそういう展開ですか。
いやです!それはいやです!アキラにはいつまでも主人公の最大のライバル、姫川亜弓ポジションにいてもらわないと!!

通訳のおじさん、永夏の言葉に唖然としています。これ、ちゃんと訳すつもりなさそうですね。このおじさんが訳さないとなると、この永夏の宣戦布告をヒカルに伝えるのは、驚きの表情をしているあたり、永夏の言った意味がわかっていそうなアキラくんではないかと。
ってゆーかアキラ、ホントにアナタ韓国語勉強し始めたばかりですか?
なんかもうヒアリング完璧な感じのような気が。

この永夏の言葉の意味=本因坊秀作とヒカルの関係をヒカルがアキラに話すかわりに大将の座を譲ってもらうという展開希望。

とか思ったのですが、
「激情に駆られるヒカル!!」
という次号予告を見ると、永夏の言葉はあっさり訳されてしまうようですね。
で、
「初戦のオーダーはどうなる!!」
とのことですが、はっきり言って、誰も中国VS日本、中国VS韓国の対局など眼中にないんじゃ・・・(中国ファンの方すみません)
初戦のオーダーで気になるのなんて、趙石くんぐらいですが、彼は三将だから社とだろうし、ヒカルもアキラも永夏との対戦の前に中国に負けてたら話にならないし。
早いとこ二日目にならないかなあ・・・佐為の消えた日、ですね。

2003年01月06日(月)


2003.1.6


 第177局『オレを大将にして!』

あああ、永夏がどんどん期待通りのキャラになっていく!!
ステージ上で周りを無視して主人公ヒカルを挑発です。

先週
・・・・・・・・・・
「激情に駆られるヒカル!!」
という次号予告を見ると、永夏の言葉はあっさり訳されてしまうようですね。
・・・・・・・・・・

と予想していたのですが、ホントあっさり訳されましたねえ・・・。
臨機応変ということは出来ないのかこの通訳のおっさん。
もうダメダメ通訳者ばっかりだ(-_-;)
いっそ楊海さんが通訳担当だったら、適当に上手いコメントにかえてくれただろうに・・・。

秀策なんかオレの敵じゃないね、と発言したあとわざわざヒカルの前に行き、言葉も通じないのに古瀬村が言ったことは本当だぜとさらに煽る。
うわあああ・・・主人公のライバルの座をアキラから奪うつもりかオマエ〜!!
小畑先生が気合いの入ったキャラデザしたのは永夏の存在がここまで大きくなるからですね・・・。いや別に睫毛を増やす必要はなかったと思いますが。
安太善、「うちの選手は皆しっかりしてますから」と先週団長挨拶しておりましたが、考えをあらためた方が良いでしょう。アンタんとこが一番ヤバイ。

ああ、来ていたんですね日煥。
・・・って、ええ!?
顔を見せなかったのは日本に来てジャ○ーズの研究をしていて会場入りが遅くなったのでしょうか、変身です、ビューティー○ロシアムもびっくり、私もびっくり日煥。J俳優と入れ替わり説を私も推進します>うてなさん!
コイツ、日煥だったのか・・・先週号にもちゃんと登場しておりました、ええ、まったく気づきませんでしたが。

しっかし今週の見所は枕攻撃秀英君につきます。
枕を抱きかかえてベッドに座る姿もかなりラブリー。
なんですか、夜は枕抱えて寝る派ですか!その修正でつい他所様の部屋の枕なのに抱えて座ってしまったのです。あんなに枕から離れた位置に座っているのに・・・。

「もういい!永夏なんか勝手に嫌われてろ!」

永夏が日本に嫌われることを、本気で心配してたんですね、この子。さすが「永夏が好き」とヒカルに公言しちゃうだけのことはあります永夏大好きっ子。憧れるのは碁だけにしておけ、とおねーさんは心配です。
でも永夏、傲慢で自信家のようですが、後輩に好かれるのは枕投げつけても許されるような懐の広さととても勉強家だという面があるからなんでしょうねえ。なんてキャラがたっているんだろう。性格に対してデザインがぴったりだというか、デザインに対して性格をぴったりにしたのか。

「いつ世界のトップに立ってくれるんだい?」
「ご希望は?」
「3年−−いや 2年以内!」
「わかりました」

韓国のトップじゃありませんよ。
世界のトップです。ということは2年以内にヒカルもアキラもトップ争いに加わらなければならないということです。主人公とその生涯のライバルというポジションにあるからには突如現れた睫毛に負けてはいられませんよ!!

あ、そういえば今日の朝刊に載っていたのですが、来年度から大手合がなくなるそうです。去年は大手合って手合料ももらえなかったんですねえ・・・。囲碁界、超不況なのか。これからは各種タイトル戦の対局の勝敗により昇段が決まるとか。本因坊タイトルを取れればいきなり九段です。
ヒカル、2年後九段もありえます。
漫画の方がこの昇段システムを取り入れるかはわかりませんが、とにかくいろいろ動いておりますね、囲碁界も。

話は戻って「2年以内に世界のトップに立つ」宣言をして部屋を出る永夏を見つめる安太善。
この安太善、変な髪形してますが今のところ倉田さんをも上回るトップを狙う棋士。永夏の宣言にはかなり複雑な心境があることでしょう。
そんな安太善を前に
「やってのけるでしょうね 彼は」
「モノが違うよ 進藤とかいうただ永夏をニラむことしか
 できない奴とは」
と会話するおっさんズ。
安太善はおそらく内心(私は負けない)と思っているのでしょう・・・。
うおお、なかなか奥深い。「わかりました」のコマのあとの安太善のUP。今週の私的ポイントシーンでした。

ところで秀英が抱っこしていたあの枕で今夜寝るのはあのおっさんたち(失礼)の中の誰なんですか。


倉田「ああ!そういえば
   進藤って秀策の署名鑑定士だったんだ」

ああ!そういえば!
忘れてました、そんな肩書き。

そうか〜秀策の署名鑑定士だったら永夏と対局したい気持ちもわかる・・・ってわかるかそんなも〜〜ん!!って感じのアキラくん。

(古い定石 ボクをはるかにしのいだ力量
 そして今のキミの 秀策へのあのこだわり・・・・・・)←注)あのこだわり、の中に署名鑑定士という新情報は考慮されているのか。

アキラ、ヒカルと秀策の関係に再度疑問符。
佐為が消えた五月五日を明後日に控え、かなりの重要ポイントです。
しかし、それよりもそれよりも!!!

(そして今のキミの 秀策へのあのこだわり・・・・・・)
のコマのアキラ。

・・・・・・下睫毛発見!!!
うおおおおおおおおおっっ!!描き直しを要求する〜〜!!!
いらねえな、いらねえよあの睫毛!!!
修正液で消したいところですが、ヒカ碁ページは黄色用紙だ。
なんですか、永夏と同じく髪をトーンで貼ったものだからうっかり睫毛描いちゃいましたか?!コミックで修正してください!!

倉田(このやる気がいい方にでれば
    中国戦2勝1敗ぐらいで勝てるかも)

ヒカル、負けると思われてましたか?
というか、社、負けると思われてますか?
趙石くんをあんなにも可愛く描いているのは、社が負けた時に、まあ、趙石くん相手じゃしょうがねえかと思わせるためですか?同じことが秀英相手の時にも言えますか?趙石&秀英と戦うことになりそうな社、うおお・・・不憫だ、勝ってくれ(T_T)

先週号に
「初戦のオーダーはどうなる!!」
と予告がありましたが・・・・全然どうにもなってないじゃないか。
中国のオーダーが正式に発表になってません。
とりあえず中国戦の日本のオーダーは
大将:アキラ
副将:ヒカル
三将:社
ですね。

倉田の部屋を出る際に一人「失礼します」と出て行く

「明日の中国戦 全力で行くぞ」
と最後をきっちり締めるあたり、やはりアンタが大将!
棋力うんぬんより大将としての器はやはりアキラ。
ヒカルって主人公のくせにリーダーが似合わないなあ・・・。

どうなることやら中国戦。
平八じいちゃんと一緒にあかりちゃんも観戦に来てくれないかなあ・・・。
で、ヒカルのピリピリとした気持ちを落ち着かせてあげてください。

2003.1.21
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