ヒカルの碁 感想
過去ログ


 第169局『期待を背に!!』

明日は九日ぶりの休みです・・・!
思えば、この九日連続14時間勤務の活力をあたえてくれたのは先週のアキラ寝姿でした・・・(笑)
で、最終日に発売のジャンプはヒカ碁が表紙。嬉しいかぎりです。
29、30日の連休だけを楽しみに仕事をしてきたのに、30日が出勤になったショックからもちょっとは立ち直れるってものです(涙)
久しぶりにゆっくり本屋を見てまわったら、今月のVジャンの表紙も久しぶりに中鶴さんだったりしたのでそちらもゲット。なんか、ご褒美みたいで嬉しかったり。

というわけで
第169局「期待を背に!!」
今週は表紙も扉絵も北斗のJトリオ。
社・・・なんか性格かわってませんか!?
最初の頃、先生に誉められ頬を染めていたあの無口な少年は今何処!?
三人並んでいる扉絵ですが・・・社、でかっ!!
ヒカルもずいぶん大きくなったと思ってましたが、アキラよりまだまだ小さいんですねえ。こーしてみると、アキラの服装が・・・ジャケットがジジムサさの原因か(禁句)

「よぉ!久しぶりじゃねェか!」

そりゃこっちの台詞ですよ河合さん!
マスターも奥さんもお元気そうで。

アキラの碁会所に行っていなかった間はてっきりここに来ていたと思っていたのですが、ヒカルは和谷や森下先生のところだったみたいですね。
あいかわらず頭くしゃくしゃされてます。河合さんとヒカルの身長差がかわってない気がするのは気のせいだということにしておきます。
ヒカル、有名人になってますね。たくさんのおじさんに囲まれて・・・(笑)ヒカルに対して丁寧語で話すおじさんとかいてびっくり。
アキラ、社のファンクラブに続き、とうとうヒカルファンクラブの面々があきらかに。15歳、オヤジたちのアイドル。見事なまでにオヤジばっかり。小畑先生楽しそう。
ヒカルもオヤジたちにモテて嬉しそうなのが可愛いんですけど(笑)
しかも、そのアイドルの座をアキラに奪われそうになって、慌てて今の地位を死守しようとするところとか(笑)
今週のヒカルは久々に以前の子供らしい可愛いヒカルで、嬉しかったです〜。
しかし、塔矢アキラはオヤジたちの「スター」だったのか・・・。

ヒカルも北斗杯、ホテル泊まり組ですね。
五月三日にレセプション、四・五日が大会です。
この三日間、大会以外の時間も秀英とか永夏(笑)とかとヒカルやアキラがどう関わるかも楽しみなんですよね〜。
ほった先生、そういうところを飛ばさないでくれると嬉しいんだけど・・・。
(飛ばしたら同人界の妄想暴走思いのままに)

さて、日本棋院出版部です。
それにしても一体天野さんはどこに飛ばされてしまったのでしょう・・・。
出版部の中では編集長か?ぐらいのポジションにいた気がするのですが、影も形もありません・・・。
伊角さん似のお兄さん、何気にちょっと好みです。

素敵奥様明子夫人は今度は深セン旅行。この奥様、夫の地方対局にも同行していたりしましたが、なかなかどうしてラブラブ夫婦。
アキラくんの一人生活ぶりがちょっとあきらかに。

・ちゃんと洗濯だってできた
・食事だってなんとかなった

この言葉のニュアンス的に、食事はちょっと問題あったのか?と思ってしまうのですが。
市河さんや芦原さんは見るに見かねて助けたのか。
ってゆーか、市河さんですら「差し入れ」なのに芦原さん、アナタ晩御飯作りに参上したのですか!!
いいっすね〜21、2歳で料理上手い男性!突然ですが、ヒカ碁結婚したい男性ランキング・第一位は芦原さんになりました。姉さん女房でもいいですか?

で、深セン。
ちょうど今年の春に行って来たばかりです!
香港から一番近い中国なのですよ。
旅行前に買ったガイドブックには、民族チックな田舎の写真や、観光地としてまだあまり整備されていないなどといった田舎な感じで紹介されていたのですが・・・
行ってびっくり、超高層ビル立ち並ぶ都会でございました。似ているところといえば幕張でしょうか。あまりにも予備知識と違って驚きましたよ・・・。
ガイドさんにガイドブック見せたら投げ捨てられそうになりました(~_~;)
「この本、金返せ!って返品してきなさい!」と怒られましたよ、2002年度版だったのにねえ・・・。

奥様のうかれっぷりとはうらはらに、なんだか魂抜けかけている塔矢先生。
だ、大丈夫か〜!
冷たい夫にまったくへこたれず、デパートの外商の話をする明子夫人。
デパートの外商・・・。そうだ、この人はこんなにっこりおっとりな顔して年商億単位の旦那を持つ奥様だったのだ・・・。
しかし!
それも過去のこと。
現在、アナタの夫はプロを引退し、もしかしなくても無職なのでは。
ハッ!(`ロ´;)
この塔矢先生の浮かない顔は、
もうちゃんとした収入がないかもしれないのに
家政婦
デパート外商
深セン旅行
などとあいかわらずバブリーな奥様に対して
(は〜〜〜〜〜・・・・もう、どうすりゃいーんだ・・・)
と、遠い目をして現実逃避しているのか。
アマの大会とかにも無理矢理出場して優勝賞金をもらいたいのか。
頑張れ働くお父さん!

ちょっと思い出したのですが。
取引先の女社長さんが

「ワタクシ、銀行に行ったことございませんの」

と言うので(え?)と思いながらも

(ああ、部下とかが行くんだろうなあ・・・)

と納得しかけたのですが、

「銀行は行くものじゃなくて来るものです」

とあたりまえのように言われ、私もやっぱりこんな塔矢先生みたいな顔をしてしまったような。

アキラくん、そんなお父さんの気持ちを理解して、一人で頑張るなんて、なんって健気な・・・!!(>_<) (違)

「北斗杯は見に行くつもりだ」

塔矢先生も見に行くなら緒方さんも来るだろうか(笑)
ここで、塔矢先生とヒカルの接触がありそうです。
佐為の一周忌である5月の連休中に。
塔矢先生はヒカルにsaiのことを聞いてしまう気がするのですがどうでしょうか。
なんにせよ、いろんな意味で待ち遠しい北斗杯。

ヒカルのお母さん、ちょっと若返った?
こうしてみると、やっぱりヒカルは母親似なのでしょうねえ。

最後に登場したのは和谷。

「進藤 北斗杯がんばれよ」

・・・ああ。
なんだかこの一言、和谷、すっごい男前です。
やっぱり和谷、いいな〜。
社より和谷だなあ・・・私。
リーグ戦、門脇さんも参加なんですね〜。門脇スキーとしては嬉しいかぎり♪
あ、結婚したい男性ランキング第二位は彼でもいいです(笑)
ってゆーかもう門脇さんぐらいしか年の近い年上の男性いない気がする・・・。

和谷は携帯持ってますね。
でもヒカルの自宅に電話をしているところを見ると、ヒカルは携帯もっていないのか。
なんか、ヒカルらしいです。

来週は発売日が早いですね!
予告が全然載っていませんでした。
北斗杯が始まるのか、リーグ戦の話になるのか。
でも、古瀬村さんの韓国取材(ついで)の話も間に入るかもしれませんよね。それはそれで秀英のヒカルに対するコメントとってきてほしかったりもしますが。
話の進みが遅いな〜と思う時もありますが、始まると一気に終わりへ突き進むあの盛り上がりの前触れということで。
ホント、先が楽しみな作品であります。

2002.10.28


 第170局『韓国棋院』

扉。
高永夏、ヒカル、アキラ、行洋、うーん、微妙な面子だ!
しかし何がスゴイかって永夏の睫毛。マミムメ目力ビーム、深キョンもびっくり。

中国深セン、そうそう、こういうところでした。ビル街に椰子の木。「酒店」でホテルの意味なんですよねえ。
塔矢先生、やはり着物で対局ですか。着物は男の戦闘服なわけですな。安定した生活を抜け出してサバイバル人生、男の挑戦、って松井秀樹の師は彼か。
うーん、このなりふりかまわなさを息子は受け継いでいるわけか・・・。

古瀬村さんin韓国。
友達の顔がすごいぞ!(笑)どうやら小畑先生は、こういう部分を簡略化して、高永夏の睫毛を描く時間を得ているようです。
言葉が通じないのに、誰も答えてくれないのに、一人でひたすらしゃべり続ける古瀬村、アンタ、勇者だよ!
が、しかし!
日にちを間違えたって?秀英がいないって!?
この大バカモンが〜〜!!
アンタ何しに韓国行ったのさ!このセコ村が!
それにしても
「秀英は?日本語できたよな?」
という台詞から、彼は通訳できる程度に日本語が出来るようになっているようですね!ヒカルと話すためだけに・・・なんて努力家な(T_T)

・・・・・・・・・・・・・・アキラくん!!
最近の小畑先生は、社&和谷の女豹のポーズといい、なんつーか、こう、はぁ、いいですね!(アホウ)
「塔矢」
とヒカル、アキラのせくしぃーポーズをしっかりキャッチ。
「ちょっといいか」
っていうよりむしろ
「ちょっといいな」(ってゆーか だいぶいいな)
とかうっかり言ってしまいそうです、私。

「社がオレん家に電話して来た」

先週の和谷に続き、今度は社が。
「番号は日本棋院で聞いたんだろうな」
なんてアキラに推測を話すより、その時本人に聞きゃあいいのに・・・。
でもあれです、
「社と申しますがヒカルくんいますか?」
とか電話してきたんだろうか。
和谷もさ〜、ヒカルのお母さんに「ヒカルくんいますか?」って聞いたのかな!
教えてヒカルのお母さん!

なんと、ここにきて予想外の展開。
北斗杯を前に、アキラの家で二泊三日の強化合宿のようです。
しかもですよ、あのアキラが
「社君もホテルなんかじゃなくうちに泊まればいいし」
ときましたよ!
おかしくないですか?
社とアキラははっきりいって関わりなかったから面識ないに等しいんですよ?
それなのに泊まれば、って?
どこの馬の骨ともわからん男を両親の留守中に泊める気ですか!
お父さんとお母さんが泣きますよ!
これはあれです、

ヒカル「社がどこかホテルに泊まるだろうから その部屋とかかなあ」

アキラ「・・・・・・・・・・・・」
アキラ「・・・・・・・・・ボクのうちでどうだ?」


そう、アキラはこの「・」12個の間に
社が泊まればもれなくヒカルがついてくる
という結論に達したわけですね。
ああ、なんて計算高い。
彼の先読みの深さは囲碁だけにとどまらず!

アキラ「食事は外でもできるし」

・・・やはりアキラは料理下手なのか。
いや、「食事はボクが作るし」とかいう15歳の男の子いたらそれはそれでちょっとあれですが。
でも、ヒカルとアキラじゃ食の好みがあわなそうだなあ。
なんか、意外と苦労性っぽい社が料理上手そうな気がするのですが。

高永夏。
やってくれました。
全身白で再々再登場。
3回出てきた私服、全部が全身白。
これは期待できます白スーツ!
しかも今回、シャツイン、です。
全身白のシャツイン、伊角さんもびっくり。
セコ村 いわく、
「なんだか取材がイヤそうな顔」
の高永夏。イヤそうっていうか、なんか切なげなんですけど!!

永夏、台詞が全部伏字です(違)
通訳の人の慌てぶりを見ても、これよりそうとうすごいことを言っているのは間違いありません。

ええ、私も確信いたしました、うてなさん。オレの美貌で世界を独占計画。

それにしてもセコ村(改名)、取材相手に対して
「おい ちょっとつけあがってんじゃないの!?」
とは何様ですか。
なぜだ、なぜなのですか、どうして彼は記者で、しかも天野さんの後釜なんて大きな仕事まかされてるんですか、そんなに人材不足なんですか出版部。
小学生だと思わせて油断させよう作戦ぐらいしか出来ません、彼には。
かんばーっく天野さ〜ん!というよりはむしろ先週号のちょっと伊角さん似のお兄さんが代わりになる、に清き一票。

しかし永夏、通訳が万が一にも正しければ秀策をそうとうけなしたようであります。
このインタビュー内容が(内容ないけど・・・)もしヒカルの耳に入ったら、ヒカルVS永夏な展開になったりするんでしょうか。
まあ、ならないだろうけど・・・。

ここで秀策が話題になるあたり、北斗杯にはやはり佐為がからんできそうな。
むしろそのために無理矢理秀策の話題を出したか。

組み合わせってどうやって決めるのかなあ?
だいたい3チームしかないのになぜに大会二日間なのだ。
1国が二勝したら終わってしまうではないか。
うーん、謎です・・・。

次号予告。
「精力的に碁に臨む 塔矢行洋の願いとは・・・!?」
「精力的に碁に臨む塔矢行洋が抱く思いとは!?

・・・なんですかこの限りなく同じな予告は。
来週は行洋中国編ですか。
人は皆、中国に行くと主役になれる。
和谷も中国武者修行とかしたらどうだろう。

塔矢家合宿編とかもありそうですし、まだまだ先か?北斗杯・・・。
ところで先月だか今月からだかコミが6目半になるって新聞に載ってたの見ましたが、この日中韓Jr.杯、ルールはどこの国のを採用するんでしょうかね?

とりあえずもっかの楽しみは合宿中の食事がどうなるかになってまいりました。

2002.11.2


 第171局『存在の証』

扉は塔矢先生。うっかりすると、白目半開きに見えてめっちゃ怖いんですが。

うおおお、塔矢先生、普段着似合わねぇ!!
以前、高永夏と対局した時にはいつもの着物の柄にちょっと似た感じの背広を着ていましたが、今回は白シャツオンリー。胸元の開きは息子と鎖骨対決か、いざ勝負。
アイシールド21でセナがアメフトのユニフォーム着るとちょっとはゴツくなるように、塔矢先生もあの着物の中に何かを入れてボリュームを持たせて対局相手を威嚇していたに違いないというほどに細身なのですが。
はっ!服による威嚇といえば、もしかしてアキラが微妙に似合わないストライプ柄を多く着て対局するのはストライプ柄は体を大きく見せる効果があるからか!?(それに何の意味があるんだか)

・・・なーんて服だけで盛り上がりたくなるくらい、今週のヒカ碁は塔矢先生の服装にしてやられた感じです。

徐彰元「賭け碁でずいぶん稼いで来てましたね ハハ」

; ̄ロ ̄)!!
や、やはり塔矢先生、プー太郎になった今、生活が厳しいのか!?
年収が億だった頃とかわらずに消費し続ける妻は、塔矢先生が深センで囲碁三昧している間、買い物三昧しているに違いありません。ええ、深セン、物価がめちゃめちゃ安いですから!ボーリング球ぐらいの翡翠も私にだって買えちゃうような値段で売ってますから!(怪しすぎ)
それにしても、塔矢先生と賭け碁・・・なんかすごいギャップです。

そんな風に塔矢先生が波乱万丈人生を突然はじめた理由は、やはり、彼との再戦のためなのですね。
ずーーっと名前は出てこないけれど、存在感はすごい、彼。
再登場・・・してほしいけど、してほしくない、っていう本当に微妙な人です。
どうなるんでしょうね。塔矢先生の願いはどういう形で叶うのでしょうか。いや、叶わないかもしれませんが。

でもあれです、ある意味やはり塔矢先生は大人です。
これがアキラだったら、彼と関わりありそうなヒカルを犯罪手前までストーキングすることは間違いありませんから(笑)
ストーキングするより先に、自分を磨いておこう、と思うあたり、さすが塔矢先生。
でもいざ「これなら勝てる!」と自分で思えるほどに塔矢先生が自分で力をつけたと思ったら、ヒカルのもとに押し寄せてくるかもしれない、あの子供の親なら。
お父さんがストーキングするならボクも!と親子で襲ってくるかもしれない。
で、哀しいかな、彼ともう打てないとわかると

「キミの打つ碁がボク(私)の全てだ」

とか言っちゃって、

「それは変わらない。それでもういい」

と自己完結するかもしれない。

塔矢親子がそんなことになっている(なってないって)とは露知らず、ヒカルはセコ村から中途半端な高永夏情報を入手して、高永夏への闘志を燃やしてしまいそうな感じ。えええ、秀英との対決は!?

あ、そうそう、笑っちゃったんですけどヒカルが古瀬村さんに言った

「あ えーと 出版部の―――」

この台詞は!
アキラが今は亡き天野さんに言った

「出版部の―――」

と同じです。ええ、

「出版部の―――(誰だっけ?)」

という含みを持ったこの台詞。
ヒカルもとうとう人の名前を覚えなくなってきたか・・・。
囲碁ばっかりやっていると人名を覚えられなくなるのか。
哀れ、古瀬村。
もしかしたらこれは天野さんと同じ道を歩くという伏線なのかもしれない。
そして、次の出版部の人は眼鏡伊角さんですね!
なかなか好みのお兄さんです(笑)

「ヤメロ!古瀬村!オレは信じられん」

これを聞いて思い出すのはやはり伊角さんの

「そうそう言うことを聞いてばかりはおれん」

ですな。
「られん」に「おれん」。
今時の若者らしくないこの言葉、二人には同じ血が流れているとしか思えません。
まさかここにもココと同じく生き別れの家族がいようとは!

・・・とかさ、こんな感じに突っ込まないとネタがないくらい、今週のヒカ碁は・・・内容的には重要なのでしょうが、萌えどころはあまりない回でした・・・。今週の作者のコメントが小畑先生の回だったら間違いなく「オヤジがいっぱい描けて楽しかった」だったでしょうに。

北斗杯といえば!
なんかこう、チーム名とか作ってほしいですね(笑)
もちろん私は北斗のJを推奨しますが!
いえね、忙しくてたまっていたテニプリのビデオを見たら、なんですか、あれ、青酢。複数の青学メンバーだから青’Sってある意味わかりやすいけど・・・と解釈しましたが(実際はどうゆう由来なんですか?)、これがプロデュースByジャ○ーズだったら

SE−SYUN BOYS とかになっていたことでしょう。青春学園だから。
ま、そんなこんなで来週はどんな話になるのかな?
もう少し話進んでほしいなあ(~_~;)

2002.11.11
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