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■ ヒカ碁 23巻感想
とうとう発売されてしまいました・・・ヒカ碁最終巻・・・。
『さいしゅうかん』と打って変換すると『sai習慣』などと最初に変換されてしまうほどヒカ碁仕様となっている私のパソコンです・・・。
表紙。
良かった・・・!ヒカルとアキラだ・・・!
と大喜びしたいところですが。アキラの扱い小さ〜・・・。
しかもしかも!
ちょっと表紙をめくって折込ポスターを広げてみてくださいよ!
こ、これは・・・!
アキラと永夏
ペアルック白シャツ
うわぁあああ思わずコミックス担当者様がタイトルで服を隠してしまいたくなる気持ちもわかるっっ(>_<)
だっておかしいよ〜!ヒカルはポスターと同じ服なのに、アキラだけシャツ変わってるんだよぉぉ(永夏のに・・・(汗))
白スーツ。しかもシャツin。
これからの着こなしはこれだ。゜゜(´□`。)°゜。!!!
でも、ま、シャツの色さえ(あとアキラ君の小さささえ)気にしなければ良い表紙であります。見上げる、前へ進むって感じですね。
本編もあらためてまとめて読むと、結果を知っていてもやっぱりドキドキしてしまいました。
でも絶対、とくに年配の方とか、ヒカ碁が終わったことも知らなかったって方、いらっしゃるんでしょうねえ。
WJ読んでた当初は展開が遅いと思ったりもするのですが、やっぱりコミックスでまとめてガ〜ッと読むと、コミックス背表紙の「怒涛の北斗杯編」というフレーズも納得出来ます。
自分の感想もあらためて読み返してみて、ほんと直前までは終わるなんてこと全然思っていなかったし、突然終わりが見えてきた時にはまさかまさかと毎週不安だったのを思い出してしまいました。
本当に、今でも信じたくないって思ってしまいます・・・。
さてコミックスならではのお楽しみページ。
小畑先生、自棄酒ですか(爆)
なぜかDQ5でフローラと結婚してから会いに行くと、酒らしきものを前にうろうろするビアンカのグラフィックが見られるのを思いだしました(マニアック)
「口に出しては言わねーけど飲まなきゃやってらんねェよ!」みたいな。
登場人物紹介、伊角さんが生き残ってる・・・!出番は和谷と同じくらいなのに・・・。ほった先生が小畑先生への最初で最後?のリクエストに「髪を切った伊角さん」を選んだように、気に入られているのですね、いろんな方に。
でも、ネームの日々を読むと、もうほった先生は漫画を描かないような気配が・・・。なんでしょう、もうこれほどのヒット作には恵まれないだろうという自嘲か本当に漫画家の仕事を辞めてしまうのか。 でも、夫婦でやってらっしゃるのですからまるっきり失業状態にはしませんよね?また、描いて下さいますよね・・・(>_<)
それにしても、サブタイトルってほった先生が付けてらしたんですね・・・。
忘れませんよ、第166局
『社 敗れる!』
のことを・・・。
あれはマイナス500点ぐらいでしたよっ
自分がせっかく盛り上げてきたヒカルVS社の結果を自らネタバレしてしまうとはどーゆーことですかい(-_-;)
あれにはホント、がっくりきましたねえ・・・。
小畑先生へのおねだり。
「10年後の三谷」
「10年前の緒方」
緒方先生の立場が非常に微妙です(笑)
結局、何歳だったんだろう、この人。
自分の白が若い世代に受け継がれていくこと、どう思ってらっしゃるのかしら?
それにしても10年後の三谷かあ〜・・・。
10年後なんて、すっごい大人の三谷だな〜カッコよさそう!
・・・などと思った次の瞬間、10年後でも三谷の年齢は私よりも(以下自主規制)
時の流れって無情ですよね、緒方先生・・・(T_T)
小畑先生に一番カッコよく描いてもらった緒方先生、『「本因坊戦は桑原を破るかも」と思えてきますがどうでしょう?』とのほった先生からのコメントですがどうでしょう?これはほった先生がたとえこの先連載が続いていても「緒方先生が勝つ予定は全然まったくちっともなかった」と言っているようなものでは。うーん、でもかっこいいからいいや。
そして・・・隣に永夏!!この配置はわざとですか?わざとですね!?
白黒だろーがカラーだろーが白い二人を並べて見られるとは。
「背、高ーっ これで16歳!? 美形ーっ!!」
・・・そうですか、そう感じたのですね。
私はもー初めて永夏を見た感想は、とにかく全身白、これにつきましたよ。
まあ、あの頃は睫毛も付けてなかったですしねえ。
伊角さん。
髪は切ってませんが、やっぱこの人何気に美形です。髪が短かった頃のもっとおぼっちゃま度が高かった伊角さんの方がほった先生の好みだったのでしょうか?プロ棋士に人気があるというのは、「アテ間違えた!」の心境に通じるものがあるのでしょうか(^_^;)。でも、この人が一番普通に努力して強い人のような気がします。
社。
「ヒカルとアキラとやっていけるキャラ」という設定だったのですね。
狙い通りのキャラでしたよね。あの自分勝手な二人を相手に何気に彼が一番大人です。
佐為。
「(ヒカルの)ペット(笑)」なんて書き方されると、違う意味にしか読めません(腐)
佐為の睫毛は気にならないのに、永夏の睫毛はなんであんなに気になるんだろう・・・まあ、いいけど。
「佐為が消えた時の喪失感はすごいものだったと思います」
なんて、そんな人事な(^_^;)って感じもありますけど、自分の作品のキャラに対する気持ちってそんなもんかもとも思ったり。
だって全員に感情移入出来て全員が自分の分身のような思考回路だったらキャラ設定の意味ないですものね。
そしてそして・・・
「よくぞ生まれてくれました。
このヘアスタイルこそ、
まさに塔矢アキラ!」
そう!そのとお〜〜り!!
オカッパアキラ!これこそ塔矢アキラ!!
セミロングなんて許されるはずありません!!
(でも、ワイルド塔矢もすてがたいほどかっこいい・・・)
髪のツヤべたも小畑先生が描かれてましたか!!
まさに神のツヤべた!神がかり!!
この小畑先生のオカッパに対する気合が、読者である私たちにも伝わってきていたということですねvv
ヒカル。
この口元がラブリーv
って、
「将来は太っておなかもでてくるんじゃないかなァ(ダメ?)」
ほ、ほった先生・・・そんな最後にヒカルファンを敵にまわすようなこと書かんでも・・・(汗)
でもちょっとだけ(まあ、たしかにヒカルって自分に対する規制が甘そうだもんねえ・・・)と納得しかけたり・・・っていえ、絶対ダメですけどそんなの!!!
ヒカ碁制作スタッフリストにアイシルの村田雄介先生のお名前が。
矢吹健太郎先生も気になりますけど、村田先生、ネームの修行ですかね?
『長い間 応援ありがとうございました』
・・・かあ・・。でも、実はそんなに長くないですよね・・・。
平成11年2.3合併号から(連載自体は)15年22.23合併号までですものね。
ドラゴンボールとか読んで育った私には、まだまだこれからって感じですが、23巻ってきくとやっぱり長いのかな。
私がヒカ碁をはじめて読んだのはコミックス12巻が最新だった頃で、本格的にハマったのは15巻からですから、よけいに短く感じるのかなあ・・・。
でも、未練がましいようですが、やっぱり終わってほしくなかったというのが一番正直な気持ちです。
こうして23巻を読むと、ああ、終わったんだなあ・・・という気分になってしまいますが、まだ、好きだし、これからも好きだし。
とりあえず、来年の全描きおろしヒカ碁カレンダーが、本当にありがたいです。小畑先生に感謝せずにはいられません。まだヒカルの碁を描いて下さってありがとうございます、と。
宣伝に使われているあの絵柄は9.10月分なのですね。ということは、来年の私の誕生日はあの絵のカレンダーが目の前に飾られてるということです。オールキャラ、嬉しいなあ〜♪ええ、たとえ永夏が着ているものがセーターになろうともやっぱり白って笑いどころさえ見逃せば。
ヒカルの碁。
この年になってこれほどハマれる作品に出会えるとは思っておりませんでした。
本当に、出会えて良かった。
ふざけた漫画やふざけた感想かいていた私ですが、キャラ萌えだけではなく、ストーリーがやっぱり何よりも私の心を惹きつけました。
幽霊に取り付かれるなんていかにも漫画っぽい設定なのに、それ以外はリアルに少年の成長が描かれていました。
少年漫画らしく楽しく、時には少年漫画と思えないほどに厳しく。
読むことによっていろいろと考えさせられましたし、得るものも大きい作品でした。
私自身もヒカルの碁を読んだおかげで素敵な方々と出会えることも出来ましたし・・・!
出来ることならば、またほった先生、小畑先生のコンビで新たな作品が読める日が来ることを祈っております。
そして、私の毎回ムダに長い感想を読んで下さった方々、本当にありがとうございました。
でも、まだまだ私のサイトではヒカ碁は、まったり続きますのでこれからもよろしくお願いいたします!
2003.9.4
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