ヒカルの碁 感想
過去ログ


 第163局『メンバーは誰に?』

う〜さぎうさぎ〜何見て跳ねる〜♪
というわけでよ〜く見るとかなり微妙な感じの服を着ている表紙のヒカルですが、
よ〜く見なければ月を背負う美少年です。
月と言えば佐為にとても似合うモチーフでしたが、ヒカルも一人で月を背負えるくらい美しく成長したのね、しみじみ。

今週号のポイント、それは北斗杯選手選抜戦の組み合わせ表。
和谷和谷和谷!
いや〜、顔が不明だった残りのメンバーは、見事なまでに美形じゃありませんでしたね!期待通りです。
ここまで変な顔がそろっているとむしろすがすがしい。
小畑先生、よほど美形描きにつかれているのか。

しかも年齢をいつわっているような人ばかりでしたね。
一体小畑先生の十五〜十八歳の基準はどうなっているのか。
稲垣、柴田、秋山、津坂の登場により、高永夏が十六歳でも許せるような気がしてきました。
あのメンツなら、伊角慎一郎(18)で登録したところで絶対にばれるわけがありません。
今週号の対局は、おそらくほぼ読者の予想通りの勝敗でしょう。
そういう意味では面白みはなかったけど。
唯一わからないのは越智VS津坂ですが、この二人の対局のポイントは、どっちだったら和谷に負けてくれるか、という部分だけですのでどっちでもいいです、だって結局和谷に負けるのですから、ええ!!

「オレと進藤はあたらない
 正直−−−ありがたい」

いや、まったく(-_-;)
さらには和谷VS社という対局がないのもありがたい。
社のあの登場の仕方から考えるに、和谷VS社という展開になっていたら・・・正直、和谷の勝利は見えませんものね・・・。和谷が勝ったら生い立ちまで語って社を登場させた意味がないですから。
そういう意味では、ヒカルVS社は複雑な対局。
主人公だからヒカルが負けるわけがない、と100%信じてますけど、それでもやっぱり社の生い立ちとか考えると「まさか・・・まさかね」と心配せずにはいられないほったマジック。
先に代表に決まっているアキラや、秀英の存在を考えれば、ヒカル抜きで北斗杯を開催するという展開は絶対にありえませんけど、というか主人公不在の伊角中国編のようにアキラ北斗杯編という展開になったらそれはそれで見たいですけどやっぱりそんなの許されるわけありませんし、などなど、主人公のヒカルが絶対に予選を突破できる状況にあるにも関わらず、読者を心配させることが出来る社という存在はなかなかすごいです。
・・・心配なんかしているのは私だけかもしれませんが。

和谷、予選もやらなかったような秋山初段に負けないでね。

社、「別室で検討やる?」と言う稲垣さんを冷たく振ってヒカルたちのもとへ。
あっさりBOY社。おじさんのアイドルだが若い子に対する愛想はないらしい。
組み合わせ表をポケットにしまうのに、なぜかグチャグチャに丸めております。あれではポケットに入れにくい気が。
眉毛の太さが定まっていないあたり、初期の和谷を思い出します。
きっと、最終的には細くなるのでしょう・・・。
社が強ければ強いほど、それにヒカルが勝てたら喜びも大きいですけどね。
ヒカルには
「自分にとって本当にコワイ奴は下から来るんだ」
という倉田の言葉を肌で感じてもらいたいものです。
最近のヒカルはアキラとか高段者とか神の一手とか上ばかり見てますから。
もう一度、自分の足元を見て欲しいです。
でも、ヒカルにそれを再確認させるだけの存在だとすると社はもったいない素材ですから、ヒカルVS社には何かありそうですけどね!
楽しみです。
こ〜意表ついてヒカルが社に負けちゃって、代表がアキラ・社・和谷に決まるけど、和谷とヒカルだったらヒカルじゃないか?とかいう意見が出て和谷VSヒカルという展開になってヒカルが勝って代表に・・・なんて展開が訪れたら、ヒカル代表に素直に喜べない(>_<)
「オレと進藤はあたらない
 正直−−−ありがたい」
いや、本気でありがたい。

ヒカルがおそらく三将の秀英と対局するためには最下位合格でなければならないような気もするな・・・と思った結果↑のような想像が。
でも、なぜかそんな想像しちゃうくらいヒカルVS社のヒカル勝利が不安なんですよ〜。社を応援しているサロンのおじさん連中の気合いに負けているのか。
河合さん!今こそ出番だ!ヒカルを応援してやってくれ〜〜!!
アキラと社のファンクラブはもっと頑張っているぞ!!

う〜ん、でも今週号は、和谷以外に語りどころがなかったかなあ・・・。
なんか、ヒカルに意気込みが感じられないというか。
逆に余裕すぎる気がしてちょっとなあ・・・。
社相手に苦労して代表になってほしいものです・・・。

2002.9.9


 第164局『社VSヒカル』

今週は初秋の冷風モードで。

最近サブタイトルが内容にともなっていない。
サブタイトル付けるのって担当さん?


和谷、美少年杯出場まであと一歩!
しかし、ここでなんとあろうことか越智が美形度をあげてきました。
北斗杯出場最重要条件「美」をクリアするために、日々財力を尽くして励んでいるのか。しかし、ここまでクローズアップされていて負けたら悲惨すぎです、和谷。

・越智は和谷に苦手意識をもっているようだ
・強敵のヒカルと社は潰し合い

そう、たとえこんな棚ボタ条件がそろっていても、最後に勝った者が笑うのです。
全ての状況が和谷の勝利を願っている!
頑張れ和谷!負けるな和谷!
今週はさらにワイルドさもアップ、そして女豹のポーズとかとっちゃったりして先週の社にも対抗。色気で高永夏に負けてられないぜとばかりに頑張ってます、日本男児。
なんですか、あのハイハイの可愛さは。
いちご100%にだって色気で負けてません、和谷。

さて、心おきなく仲良くランチのヒカルと和谷。
場所はあら珍しい、マックじゃなくロッテリアですか。
デジモンセットが目当てですか?

和谷VS越智と聞いて
「仲間同士でもどこかでぶつかるよな」
とヒカル。
越智、仲間だったのか・・・。
美少年仲間じゃないし・・・あ、そうか、院生仲間か、盲点。
ヒカルは本田さんから社情報を仕入れていたのですね。
社情報なしで挑んだら、ヒカル負けるんじゃないかと思っておりましたが、少しでも情報があるのなら構えることも出来ますね、そうか、このヒカルのために本田さんは・・・(涙)
ありがとう、本田さん、貴方のことは忘れない・・・(たぶん)。

場所はかわってお蕎麦屋さん。
関西人の彼らが、関東に来て、おそらく一番味的に違うであろう蕎麦をあえて食べるとは何事か。
関東に対する挑戦か。
しょっぱいな・・・これだから関東は・・・とか言いながら完食したのだろうか。
W杯の時も、ベルギー戦の前はワッフルでしたっけ?を買って「敵を食べる」ってことテレビとかでやってましたけど、そういう感じなのか。
社、性格的には愛想のないキルア。
あれで無口で天然ボケだったらジャックだったのに・・・。
真面目です、カタイです、もうちょっとおちゃらけたキャラはヒカ碁にはいないのか。
・・・はっ、ちゃらけているといえば・・・なんだか微妙にちゃらけた外見の人がいたような・・・。
微妙なセンスで、どこまでも微妙な人か・・・。
いや、彼もたぶん真面目なんだろうけど、そうは見えない人が・・・。
もしかして、私が求めていたのは、?(汗)
いやいや・・・話を戻そう。
社、さすが親の反対を押し切って囲碁と駆け落ちしただけのことはあります、すごい意気込みです。
どんな困難があろうとも、ついていきます貴方(碁)に。
貴方(碁)と私の夫婦道。

そんな社の前に、碁に愛された少年、ヒカルが登場。
貴方、私がこんなに想っているのに浮気するの!?・・負けられない、愛人には!と「5の五」という自分の力に自信がないと打てない初手を放つ社。
あきらかに牽制。
しかしそんな社に対し、正妻の座は私のものよ、とばかりにそんな牽制を逃れるように天元に盗塁成功のヒカル。
このヒカルの天元は、果たしてどうなるのか!
こういう時、碁がちゃんと理解できると面白いんだろうなあって思いますよ・・・。
二手目天元がどうすごいのかがもっとわかりますし。
それにしてもわりと似た者同士の二人。
来週、決着つくかなあ・・・。
次号予告からすると、決着つかなそうな気が。
和谷VS越智も気になるところですけど。
社、あのおじ様人気から、もうちょっとイイコちゃんな性格を想像していましたが、かなり負けず嫌いのようです。
ヒカルとの対局に負けて、代表がヒカル・和谷に決まった時、納得出来ないと和谷に挑みそうな気すらするあの意気込み。
碁と駆け落ちしたけれど、僕たちはこんなに愛し合っています、認めてくださいお父さんお母さん!という演歌的根性。
でも・・・やっぱりヒカルが北斗杯でないと話にならない気がしちゃうんだ・・・和谷VS楽平、どうしても見たいんだ・・・ごめんよ、社・・・。

さて、初秋の冷風風味でお送りしました今週のヒカ碁、なんていうか・・・早いとこ代表決めてくれないと、盛り上がりきれません・・・。

なので、今週号を一言でいうと、
和谷、女豹。
以上。

2002.9.14


 第165局『2手目天元』

関係ないけどアイシールド21、面白いです。
今週のまもり姉ちゃんに塔矢アキラの面影をみた(笑)
いや〜、こんなにドキドキする展開は久しぶりです。
だって、ヒカルは主役だから、北斗杯に出られないってことは、まずないと思うんですよ・・・。それなのに!なんですか、この緊迫感!
ヒカル、負けるかも・・・という気配、しますよね?
代表4人説とか、補欠説とかいろいろあるみたいですけど、私としてはやっぱりきっぱり3人で。スパッと決まって欲しいです。
アキラ・ヒカル・和谷。
ヒカルが負けて、でも和谷よりは強いんじゃないか?ってことになって和谷と勝負することになって勝ったからヒカル代表、とかそういう展開はドロドロでイヤなのです・・・。
潔く、いってほしい。

「今の一手で勝負はついたんでしょうが・・・
 でも惜しいですね」

この、今の一手というのはどちらの一手なのか。
この会話のあとのコマで打っているのは清春。
しかしその前のヒカルの顔もそうとう険しい。
打ってる清春の顔も険しい。
他人からみたら決まったも同然の碁を引き伸ばして打ちつづけているのはどちらなのか。
それとも、他人には読みきれないが、二人の間ではまだ勝負がついていないのか。

時間の流れからいくと、シビレる一手を打ったのはヒカルのように見えるのですが・・・でも、あのヒカルの表情、決して勝利の顔じゃない。

次号、どちらが「負けました」というのでしょうか。
アキラが見ています。
アキラの前で、ヒカルは負けましたと言わなければならないのか。
それとも。


それにしてもアキラ、なんつーか、大ピンチの時に計ったかのように現れるヒーローのようなタイミングで登場(笑)
さあ、その力でヒカルを救ってくれ!



倉田さんカワイイ(笑)
安太善が「フフン」というなら「ヘヘン」と返すのですね(笑)
ヒカルも「ヘヘン」って感じですね。
高永夏は「フフン」って感じですが。
ヘヘン日本VSフフン韓国。
ああ、でも高永夏のことだから「アハン」とか言ったらどうしましょう(どーもしねえ)
どうやら社は歌舞伎役者に転職するようです、という表紙。いえ、口元が。
高永夏もとても16歳には見えませんが、社もヒカルと同い年とはちょっと思えない感じも。ま、いいや・・・美形だから。

5の五は乱戦狙い。
二手目天元はシチョウ有利。
・・・いやあ・・・まだ二手しか打ってないのにその時点で先が読めていくものなのですね、碁って。
それだけたくさん打たれて、パターンも作られていくのに、同じ棋譜にはならないのでしょうねえ。不思議です・・・。
ヒカルの二手目天元はただ社に対抗しただけだと思ってたのですが、シチョウ狙いという意味もあったのですね。うーむ、やっぱり碁がわかるともっと面白いんでしょうねえ、ヒカ碁。
私の知識ではシチョウの形がわかる、ぐらいが限界です。
シチョウ、思い出すなあ・・あかりちゃんが三谷に教わってたの。
そういえば!やっと囲碁スターターキットを買えました(笑)
予約しなかった私が悪いんだけど、注文受付もしてもらえないし、田舎者は大変でした(>_<)
やっと職場のそばの本屋さんが置いてくれました〜感謝!
昼休みに見つけたんだけどさすがに買えなくて、(帰りまで売り切れないで〜〜っ)と祈りましたよ(~_~;)
祈りが通じてラストワンをゲット。
碁石が!すっごいかわいいです。とくに和谷。あれはもったいなくて触れません・・・。
無地の碁石を持ってみました。
・・・ヒカル、これは落とさないだろ、フツウ・・・。
時間が出来たら三コウを作ってやってみようと思ってます(笑)

で、話は戻って。

驚愕スクープ!今週の女豹!!

・・・一体誰が、誰がこんな事態を予想しただろうか。
社から始まった女豹(のポーズ)シリーズ。
和谷の次に登場したのはなんと・・・秋山。
秋山って誰だっけ?というそこのアナタ。
和谷に一瞬で負けた関西総本部の彼です。
ってゆーか、けっこう一コマしっかり取って、社よりも和谷よりもしっかり描かれているのにまったく素通りすること3度目ぐらいの読み返しで気付きました。
ああ、なんて違うんだろう。
こんな大ゴマでそれこそアキラとかがこんなハイハイで畳の上歩いたらそれこそジャンプ投げそうなくらい衝撃だろうに。
秋山、私の眼中に入らず。
この差は、この差はやはり顔なのか!
ハイハイですら顔の良さを必要とするのか!
それにしても三週連続女豹を登場させてますが、お気に入りですか?小畑先生。
どうせサービスカット描くならば、いちど100%ぐらい無駄に多く描いてください。
次回は是非、ヒカルで。高永夏は、けっこうですので。(なんか・・・すごそうだし)

高永夏といえば。
なんですか、タイトル挑戦者になっちゃってるようなヤツなのですね。
アキラ、しっかり高永夏チェック済。父親からやはり話を聞かされているのでしょうか。

「「負けるな」と言われても「ハイ」と言える相手じゃないですよ」

これが、ヒカルに言われたなら、あんな顔して答えてはいないでしょうけどね。

私も言います、倉田さんと同意見!
「勝てよ」!!


さて、もうアキラは決まっておりますが、あとの二人は一体誰に!!
次回、
代表の指先は どちらの指先に・・・!?

ほんと、どっちだよ〜〜〜(>_<)


梅沢由香里先生、5段昇段おめでとうございます〜〜!!
ええ、私、好きなんです、ああいう和風美人(笑)
石田ゆり子とか〜鈴木京香とか〜ああいう和風古風な感じ。
毎週しっかり見てます、GOGO囲碁(笑)

夏休みに教育テレビでやってた子供囲碁番組も見てたんですけど、それ見てますます好感度アップ。
子供相手でもすっごい真剣な顔して打ってるんですよ。
大人気ないとも言えるのかもしれませんけど、「ここは勝つ場面」って時の顔つきは、負けても番組上問題がない対局とは目が違いますもん。
あと、子供たちの対局を見守る顔がすごく印象的で。
子供が良い手を打つと、ホント、良し!!!って感じに嬉しそうで、なんか良かったです。
テレビとか出てるしサッカー選手と結婚したりと、タレント的な面も多いようですけど、囲碁、好きなんだな〜って思えます。
ヒカルとかアキラも、ああいう顔をして打ってるんですよねえ。
ま、梅沢先生のこと知っている、といえるほどでは全然ない私があんまり書くのもんですので。
とにかく、五段、おめでとうございます!


2002.9.21
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