あとがき。




あとがきを書くというのは言い訳を書く
というのにも等しいような気がするので
書くのはやめようと毎回思うのですが、
書いてしまいます・・・。



『碁の神様って孤独だな』

この台詞は21巻収録の第168局「北斗杯 1か月前」
という回に出てくるヒカルの台詞です。
この台詞の次のコマのアキラの顔がとても印象的で、
この話を思いつきました。
なので最初はアキラの一人称でヒカルがどうして
「碁の神様の孤独」なんてことを考えたんだろうと
考える話、でした。
その名残が『キミの孤独』というタイトルにあります。
タイトルを変えようかとも思ったのですが、結局そのままに。

文章をまとめるのが上手くないので、小説という形態に
するのは毎回とても時間かかります。
結局まとまらなくて今回は1万字以上、400字詰め原稿用紙で
30枚近くなってしまってます・・・。

こんなに長くなったのは・・・やはり、原作の終了が
大きく影響しております。
私なりに、まとまらない思いをまとめてみたかったという
ところでしょうか・・・まとまってないんですけどね。


でも書きたかったことは1つ。

ヒカルはまだアキラを必要としているか。
アキラはまだヒカルを必要としているか。

北斗杯での強すぎるアキラ、
上ばかりを見ているようなヒカル、

この二人がまだ互いを必要としているとしたら、
それはなんだろう、というところを書きたかったんです。

・・・かなり、甘々な感じになって
しまいましたけどね・・・すみません、根がアキヒカ好きで・・・。

書き終わった時、思わず「ときめきトゥナイト」を
読み返したくなるくらい少女漫画チックに甘い、と
思いました。一応、自覚はあります・・・。



ハッピーエンドしか書けません。
小説書いて哀しい気持ちになってもいいってほど
余裕ある人生送ってませんし。
他の小説の感想でよく
「アキラがor緒方さんが、ヒカルに優しいor優しすぎ」
と言われました。
登場人物がヒカルに優しくなってしまうのは、
私がヒカルが好きで、ヒカルに優しくしたいからかも。
今回はアキラを怒らせてみようとは思いましたが、
結局・・・甘いです。
だって、ヒカルのこと好きなんだよ〜私(>_<)。
というわけで。



毎回ヲトメチック小説ですみません・・・。
それでも最後まで、小説だけではなく
あとがきまでも最後まで読んでくださって
ありがとうございました。




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